【階段の「上り」が痛い】

こんにちは、溝田接骨院・院長です。

今日は、よくある膝の痛み。

多くは「下り」で痛みを起こす方が多いです。
ＣＭなんかでも見ませんか？
下ってるときに「いたっ！」なんてやつ。

しかし今回は「上り」で痛いという例です。

経過

他院から来院したＹさん。

病院で見てもらったのだけれど、痛みが変わらなくて…とご来院されました。

前医では、まずレントゲンを撮り、結果「異常なし」。
出されたものは、湿布のみでした。

異常なしとは言われたものの、やはり階段を上ると痛みが出ます。

しばらく経過を見るも、改善する気配がありません。
で、改めて当院へご来院いただきました。

「段取り」が出来ていない

痛みがあれば、異常なし…のわけはないですよね。
異常があるから、痛いのだから。

さて、見てみます。

確かに、骨や筋肉に異常があるような所見はありません。

強いて言えば、筋肉が落ちてきてるかな？程度。
しかし「異常」ではないレベルです。

さらに見てみると、やはり筋肉が「うまく動けていない状態」。

要するに、階段を上るときに行われる「正しい動きの段取り」が出来ておらず、膝に無理が掛かっていたということ。

そこで気になった所を、５分ほど筋膜に対してリリースを実施します。

その後、ステップを上ってもらいます。
この時点で、階段が登るのがさっきより楽だ、とのことでした。

たった１回で

そして翌日来院し、開口一番、
「今朝は楽でした。たった一回でこんなに変わるんですね」

つまりこの痛みは、「段取り」を整えれば改善する痛みだったんですね。

骨や筋肉という「組織そのもの」がおかしいわけではなく、「動きそのもの」に問題があったということでした。

この「動き」は、レントゲンや検査では分からない部分です。

当院では、このようにレントゲンなどでは映らない痛みに対して、その原因を探り、治療を施していきます。
原因が定まれば、それに対してアプローチすることが出来れば、何かしらの変化はするはず！

いろいろ調べて異常なしといわれたけれど、痛いんだ…なんていう方。
ご相談など、お気軽にご連絡ください！
お待ちしています！

それでは！

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