【冬と言えば…のマメ知識】

こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。

今朝は48年振り!の寒さだったそうですね。そりゃ寒い訳です。
-4度だとか。
といっても、実際は「-4度だからさむっ!」というより、相対的に昨日と比べて寒い!と思う事が多いので、こんな寒いのは正直初めてだ!とかは、正直私は分かりません…。

さて今日は。

たまにはこんなお話もしてみましょう。
えぇ、全く接骨院らしくないお話です。
…え?たまではない?

まぁまぁまぁ。

冬になると足元が冷えます。女性なんかは、ブーツ履いたりしますよね。
UGGのムートンブーツなんて、いつの間にか定番化してしまいましたし。

ここで、普通なら「冷え性対策」なんかを挙げるのが、接骨院なんかのブログの定石なんですが。

…あえて、ソコ、行きません。
えぇ、天邪鬼なんです。

足のムレによるニオイ」について書いちゃいます。

いえね。これよく聞かれるんです。足を怪我された患者さんとか。
例えば、ニオイだとかで「足洗ってなくてスミマセン…(恥)」とか。
また、あるお母さんからは「部活帰りの息子の足が…」とか言われたりしました。
あ、そーいや今日もCMでそんなのを見ましたね。

まぁ正直、治療者側はあんまり気にしてませんけどね!
むしろ、泥だらけの足の方が大変だったり。
靴下脱いだら、砂がドバーっとか←そのあとのお掃除が大変…。

新年会シーズンとかで、お座敷に上がるのが…とかで、自分としては気になると感じる方に今日はお話をお伝えしたく。

足のニオイは、ほぼ雑菌(の排泄物とか)から出るニオイです。
よく「汚さ」の例として挙げられたりする足。
(例えば、口腔内は足の裏よりも汚い…とか。いや、そんな例えられ方して、足としてはいい迷惑ですけど)
確かに雑菌は多くて、特にこの時期、蒸れたりなんかすると増殖するので、ニオイも…なんてなります。

色々「ニオイ」を防ぐ方法はありますが、今日はこんな方法で。

逆性石鹸」を用います。聞いたことありますか?

何年か前O-157が騒がれた時に、これいいよ!といって各メディアに紹介されていたので、ご存知の方もおられるかもしれませんね。
今はお店の入り口なんかにも「スプレー式」で設置してあったりしますよね。
(当院も入口に置いてあります)

これ、「石鹸」と名前がついてますが、いわゆる石鹸とは違います。汚れは落とさないです。
細菌などを殺してしまうなんです。普通に薬局等で買えます。
塩化ベンザルコニウムとか。商品名だと「オスバン」とかですね。

さて、洗い方です。

1:まず、普通の石鹸を用いて足をよ~く洗います。汚れを落とします。
指の間や爪なんかも丁寧に洗ってください。

2:次に、その石鹸をよ~く洗い流します少しでも残っていないように綺麗に流し去りましょう。これが一番大事!
ここできちんと落せていないと、この後使う「逆性石鹸」が全く効果を発揮してくれません。

3:逆性石鹸(原液)を、桶などでお湯や水で薄めます。モノによりますが凡そ100倍~200倍に薄めます。
結構「薄っ!」と思われるかもしれませんが、こうやって使うモノなので大丈夫。
場合によっては2000倍まで薄めて使ったりするんですよ。

4:で、その薄めた逆性石鹸の入った桶に足を突っ込み、その中で撫で洗いします。
そのまま、数分(5~10分位かしら)漬けおいてください。

5:時間が経ちましたら、水やお湯で洗い流します。逆性石鹸の特性で少しヌメり感が残りますが、そういうものなので「よし!そういうものだ!」と思ってください(笑)。

これでOK。程度によりますが、これを数日から1週間くらい続けます
これで、殆どニオわなくなるはずです。
もちろん、靴下や靴そのものが発生源になっていれば、それをまた履くことでニオイ戻りしてしまうので、それらのケアもしましょう。

これ、自分が学生時代に薬学の先生から教わった方法。

今の季節、足元が気になる方は、ぜひやってみてください。

それでは!