【やって痛いので、もっとやってみました…】

お知らせ

こんばんは、溝田接骨院・いんちょーです。

年も明けて、感覚的には今週から「本格活動」といった感じでおります。
今年も当院へご来院いただく皆さまに、「不安を払拭し、明るい未来」をご提供できるようがんばります! 

さて、今日患者さんとの会話で出たお話が、今日のテーマです。

「いやいや、痛いのにもっとやるってどういうこと?」ってなるのですが…。

 

これをやると痛くて…

よく、「○○をすると、腰に痛みが来るんですよね…」なんて話になります。
例えば、床を拭いたりすると痛い、としましょう。

第三者の立場でこれを読んでくださってるあなたからすると、
「そりゃ、無理のかかる姿勢でやってるんだろうから、痛くもなるわよ」
って、思いませんか?

だって、床拭きっていかにも腰に来そうじゃないですか。
となると「痛くなるなら、そんなに一生懸命やらなくてもいいんじゃない?」ってアドバイスしてみたり。

いえ、これ、正しいんです。
だって、やるから痛い=やらなきゃ痛くない、ですもんね。

 

根性論

日本人にありがちな「根性論」
昔、部活などをやっていた方なら経験あるかもしれませんね。

「痛くなるのは、まだまだ練習が足りないからだ!」とか、
「そんな痛み、使えばよくなる!」とか。

気合が足らんからだ!とかね

もうね、こんなん、ウソウソ
(未だにこれを唱える指導者もいますが…)

痛みを起こすのは、何かがおかしいから「痛い」という信号を、身体が発してくれているんです。
何もおかしくないのに痛いってことは…たぶん無いです。

わたくし世代(40代)なんかは、よく耳にしました、こういうセリフ。
こういう感覚(使えばよくなる)が身に染みてる部分もあるかもしれませんね。

 

足りないから悪い

となると、痛みが出るのは、まだその作業や動作に対してトレーニングが出来ていないから痛むんじゃないか?と考えてしまうのも無理はないですよね。
特に日本人は「足りない」って意識が強いので(よく言われる「減点方式」ですね)。

上記の床磨きで言えば、その姿勢で○○分間拭き続ける筋力が足りないから、痛いんじゃないか?と考えてしまったりすることもあり得る訳です。
ならば、もっと頑張れば床磨きに堪えうる身体が手に入るんじゃないか?って思って、頑張っちゃう方もいるんですよ。

 

むしろ充分

でもですね。
そもそも

床磨き出来てますでしょ。

単にそれが○○分間続けられない、っていうだけの話なんです。
だから、身体(この場合、腰)が悲鳴を上げるわけです。

しかし、世の中には○○分間、床拭きをしても痛くない人もいます。
この「出来る人と出来ない人の差」ってなんでしょうか?

もちろん、年齢や体力などの差もあるでしょう。
それ以上に多いのが「身体の使い方」や「姿勢」や「バランス」に問題がある場合です。

例えば、よく床拭きのシーンで、「縁側の廊下を拭く」ってあるじゃないですか。
最近の家にはありませんが、サザエさんちの廊下とか。

あれ、子供が腰を高く上げてダーッ!と競争して拭いたりします。

ドタドタドタ!って競走した人もいるんじゃないでしょうか

あれって、いかにも長時間(ってほどでもないですが)出来なそうじゃないですか?
でも、膝をついてやったら、腰の負担が少なそうに見えません?

あら、ラクチン♪

つまり、「筋力」や「体力」が足りないのではなくて、「身体の使い方」が問題だったりするわけです。

 

では、どうしたら?

使って負担の掛かった部位…この場合、腰にどんなにアプローチしても、「使い方」が腰に負担を掛ける方法で使っていたら、また痛くなりますよね。
(ちなみに、マッサージで患部をほぐしても治らない(くりかえす)理由の一つがコレです)

だから「まだまだ筋力が足りないからだ」と頑張ると、「間違った使い方」をわざわざトレーニングしてしまっているという、真逆のことをしてるということです。

となると、治すべきは「使い方」であったり「姿勢」や「バランス」なわけです。
どちらかというと、治すというより正す・整える、といった感じですね。 

痛みが繰り返してしまうなかなか痛みが変わらないいろいろ検査したけれど、原因が分からない、といったことでお悩みの方。
お役に立てるサポートが出来るかもしれません。
ご相談なども受けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね! 

それでは!

 

★お知らせ★

11日(金) 19時までの診療
18日(金) 午後休診(受付11:30まで)
26日() 休診

となっておりますので、よろしくお願いいたします。

 

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     溝 田 接 骨 院
      院 長 溝 田 博 之

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