【動かすことの効果 ~肘関節変形~】

こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。

昨日今日と、なんだかえらく寒いですね…。

涼しいを通り越してる、みたいな。

梅雨時といえば梅雨時なんですが、こう寒いと体調の1つも壊してしまいそうですね。

 

さて今日は。

とある患者さんの例です。
タイトル通り、変形した関節のお話。

このKさん。

子供の頃に、肘関節部の骨折をしてしまいました。

何しろ、相当昔の話なので、ある意味ありがちなんですが。

昔は、今みたいにあっちこっちにお医者さんなんていませんでした。

ですので、「何でも診ます」という先生も多かったのです。

それが当たり前でした。

 

このKさんが子供の頃も同じで、骨折はしましたが、近隣の内科の先生に診てもらったそうです。

実際問題、内科で骨折は治せないので、それ相応の処置で終始しました。

 

肘の骨折は、きちんと治さないと後々変形を来しやすい部位になります。

しかも、このKさんが骨折したのは、成長期真っ只中

当然「変形」するように成長していきました。

それが現在、肘が曲げ切らず、伸び切らず…となっています。

 伸ばした状態です曲げると、このくらいまで

それでも日常生活は何とか出来ていますから、困ってはいませんでした。

 

しかし、ここ2~3年位前から、今まで以上に肘が曲がらなくなったと。

以前は出来ていた洗顔も出来なくなり、耳かきも出来なくなってきた。

つまり、顔に手が届かなくなってきた…という事です。

 

そんな相談を受け、んじゃちょっと弄ってみますか?というお話から、ちょいちょいって関節部分を弄りました。

多分15秒くらい???

 

翌日来院した際に。

久しぶりに、顔が洗えた!」とのコメント。

更に、今日は

耳かきが出来た!」。

 

わたくしが弄ったことは、本当にちょっとの事。

それをKさんは、その後もちょこちょこ使ってくださったおかげで、数年出来なかったことが、一晩で出来るようになった

ん~。すばらしぃ~。

 

やはり「(自分で)使う」って、とても大事なことですね。

きっと、わたくしが弄っただけで終えてたら、きっとこういう変化は出なかったと思います。

 

弄った事実は、あくまで「切っ掛け」に過ぎません

それをどう「伸ばしていく」か、は本人次第ということですね。

逆に言えば「伸ばさないようにする」のも、本人次第

 

ご自身の身体は勿論、もっと「楽に・楽しく」生きていかれるようにしたい!とお思いであれば、ご自身で「動く」ことも忘れないでくださいね。

 

動いた分・やった分は、必ず身体に変化をもたらします。

動かなかった・やらなかったら、どうなるか?は、もうお分かりですね?

 

どこまで行っても、自分の身体は自分のもの。
ならば、自分でその身体を「コントロール」していきましょう。

 

もし、その切っ掛けが分からない、ということであれば、ご相談くださいね。

諦めずにやってみる…って、意外と「何か」あるかもしれませんよ。

それでは!

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