【立てるようになりました！～膝の痛み】

こんばんは、溝田接骨院・いんちょーです。

今日は朝一から「お顔整膚」の患者さん。

いろいろと日頃忙しい方なんですが、そんなスケジュールの中、
「（お顔整膚が）私の中では、優先順位かなり上位なんです。」
との嬉しいお言葉をいただきました！

こうやって優先的に考えていただけるものを提供出来ていると思うと、よしっ！てなっちゃいます。

こんな風に優先したくなる「お顔整膚」。
あなたも是非、受けてみませんか？

そんなわけで、とてもいい一日のスタートが切れました！

さて、今日は膝の痛み。
抱えていらっしゃる方、多いですよね。
今日の患者さんもその一人。

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手術を勧められて…

こちらの患者さんのＺさん。

ご紹介くださった方（こちらも患者さんです）といっしょに来院されました。

ちょっと遠くからのご来院なのですが、どうにかならないか…とのことでいらっしゃいました。

1年以上前から膝に痛みがあったのですが、２か月ほど前に車の乗り降りで痛めて症状が悪化しました。

整形外科を受診したところ、レントゲンで変形性膝関節症の診断を受けました。
２回目にはＭＲＩを撮り、すぐに手術を勧められました。

「次回の来院までに決めてくるように」

Ｚさんは悩みます。

いわゆるインフォームドコンセントもなし。

当然、「他にこういう方法もあります」などの手術以外の選択肢の提示もありませんでした。

しかもそんな短期間で手術を決めろ、と。
結局手術を希望されずに、キャンセル。

手術せずに何とかならないか…と来院されました。

診てみました

一応歩行は出来ますが、跛行（庇い歩き）をする状態。
腫れもあります。
まっすぐ立つことが出来ず、椅子に座った状態での膝の曲げ伸ばしも痛くてあまり出来ない状態。

これを２か月間。

きっとしんどかったと思います。

しかし、個人的にはどう見てもこの段階で手術を選択する理由が見つかりませんでした。

変形の程度も大したことなく、一応歩行も出来ている。

そこで動き（運動連鎖）や”軸・配列”（アライメント）を見たところ、どうも「正しい動作が出来ていない」ことが原因のように見受けられました。

そこでちょっとばかり”手を入れて”、歩いて頂くと…
「あら、軽く歩ける！」

この時点で、おそらく治す…いえ、正すべきは「動き」だろうと思われました。

施術してみました

動きの問題ももちろんですが、足部の衝き方や状態も含めて、その辺りから動きが乱れている様子。

そこで、足部分から施術していきます。
さらに、膝周りや大腿の裏などを施術していきます。

さて、結果は…

施術後に改めて動いてもらいますと。

歩行は改善し跛行もぜすスムーズに歩けています。
真っ直ぐ立てなかった脚も、しっかりと立てて痛みも出ません。
座っての曲げ伸ばしもスッスッと出来るようになりました。

その後は、紹介してくださった方と抱き合って
「いや～！もう、本当に紹介してくれてありがとう！！！」
と喜んでいただけました。

こう言っていただけると、治療家冥利につきますね！

その後は…？

３日後に再来院くださり、その後の様子を伺いました。

「それまでは立っていられなかったのが、前回以降まっすぐ立てるようになってる」
「階段の上り下りがスムーズになった」
「調子が良くて、換気扇掃除までやっちゃった」

とのことでした。
治療室に入ってくる様子も、ちゃんとスタスタと歩けていました。
いやー、よかったです！

手術はもしかしたらどこかで必要になるかもしれません。

しかし、こうやって介入（施術）することで、本来のＺさんの悩みである「痛み」が改善し動ければ、現段階では手術の必要性はあまりないのでは？と思われました。

Ｚさんも「手術しなくて済んでよかった！」とおっしゃっていただけました。

このＺさん、まだまだやりたいこと・行きたい所があるとのことで、それが出来ることを目標にしましょう！ということで、治療を継続していくことになりました。

Ｚさんの「治った」は、変形などの「見た目」ではなく、「やりたいことがやれる」ことが「治った」ということなんですね。

ですから「変形は治りませんよ？」なんてお話しましたが、やりたいことが出来れば変形があってもある程度はいいよね、と自分は思っています。

だって、なぜ治すのか？と言われれば、形を正したいのではなく「やりたいことが出来る人生を送るために治す」と考えているからです。