ぜひチェックを!
こんにちは、溝田接骨院・院長です。
普通は「痛いから、治療しよう」として、病院なり接骨院なり治療院なりに行きますよね。
もちろん、痛いから治療するのは当然なのですが、大切なのは「その先」なのです。
その答えである「○○」には、何が入るのか???
今日は、そんなお話です。
治りきってないのに、終了?
以前こちらの記事【必要なのは「なぜ治療するのか?」と「希望」、というお話】で登場いただきましたMさん。
当院の施術プログラム「AST」をお受けいただいておりました。
そして先日、一旦治療を終了…に至りました。
上記の記事を読んでいただけるとお分かりになると思いますが、このMさん。
膝の「内側側副靭帯」と「前十字靭帯」を損傷しています。
前者は手術を受けており、後者に至っては「ほぼ消失」している状態です。
つまり傷が残っている状態ですから「完治」…つまり完全に治った!がないのです。
にも拘らず、今回終了となりました。
完治がないのに、なぜ終了になったのか?
今日のポイントはココなのです。
目指す方向を間違えると…
もし「完治」を目指していたら、終わりはなかったことでしょう。
以前診ていただいていた整形外科でも「こりゃ酷いね」の一言で終わってしまったとのこと。
「治りようがない」と判断されたのかもしれませんね。
なぜなら、損傷した内側の靭帯は手術を受けているし、消失した前十字靭帯も今から手術も難しいから。
完治を目指す、ということは、これらの問題を解消するということ。
これはもう無理です。
だから、こういった診断を受けた方は「あぁ、もう駄目なのか」といって諦めてしまうんですね。
治療を卒業できた理由
しかしMさんは治療を卒業できました。
完治がないのに、なぜなのか?
Mさんが目指したのは「完治」ではないからです。
傷があることで生じる痛みや不安を取り除いたから、ではないのです。
Mさんの希望は「いつまでもゴルフがやりたい」ということ。
であれば、ゴルフが出来る生活が送れればいいのです。
絶対に完治しない、残存する痛みに固執するくらいなら、多少の痛みがあっても「やりたいことが出来る」ことこそが、人生を豊かにする・楽しいものにする、と当院は考えます。
実際の経過と、Mさんの言葉
ですから、Mさんにも「ゴルフが出来るように治療していきましょう」と、最初の時点で「ゴール設定」をしました。
そして当院にて「AST」をお受けいただきました。
1~3回目までは、週一で。
4~5回は二週間に一回のペースで。
トータル5回、お受けいただきました。
そして今回、卒業と相成りました。
その中で、Mさんがおっしゃっていた言葉が…

「治った」となるために
最初に、ご自身の膝がどういう状態で、どうすればいいのか?を、きちんとご説明しご理解いただきました。
ここがわかると、それまで抱えていた不安のほとんどは解決します。
なぜなら理由がわかるから。
そして実際にどうすればいいか?を、当院では治療で、ご自身ではセルフケアで、という「二本立て」で取り組みます。
そこで「うまく運動」出来るように、整えていくのです。
(当院で言う、「動きの段取りを整える」ということです)
上に書いたように、痛み自体は「半分以下」というレベルです。
しかし、これは痛みが出た場合の話。
うまく運動すれば、実際には「痛みが気にならない」レベルにまで落ち着いているのです。
ここで痛みゼロを目指していたら、終わらないでしょう。
きっとゴルフも「まだ痛いから・痛くなるかもしれないから」と不安になり出来なかったと思います。
しかしMさんのゴールは「ゴルフが出来る」こと。
ここはもうクリアできたのです。
だから治療は一旦終了にすることが出来ました。
その時はコンディショニングのような形で、少し介入すれば改善出来ると思います。
またここからは筋力がキモになるので、当院でレッグプレスによるトレーニングと、ご自宅でのセルフケアを継続していきます。
まとめ
痛みを取る目的は、「やりたいことが出来るようになるため」です。
ということで、今日のタイトルの答えは
【痛むから治療…ではなく、「やりたいことをやりたい」から治療する】
です。
決して「痛みそのもの」に囚われないでください。
それは、終わらないループに入り込む入口です。
そして痛みに対して簡単に諦めないで欲しいのです。
目指すべきゴールがあれば、きっと「終わり」は見えてきます。
もちろん100%ではないかもしれません。
しかし痛みで諦めるくらいなら、少しでも「出来る」ことを目指しましょう。
そして、一人でやらないでください。
ただ様子を見たり、無理して使ったり、諦めたり…なんてせずに。
またこのゴールを実現するのは、治療家ではありません。
ご自身です。
治療家には「治す」なんて出来ません。
治すお手伝いが出来るだけです。
しかしこのお手伝いが、あなたの改善への「一歩」を進める切っ掛けになるかもしれません。
当院では、治療とセルフケアの「二本立て」で、ゴールを共に目指したいと思っています。
改善には、治療だけでもダメですし、そのまんまでもダメなんです。
一緒に取り組みませんか?
当院も、少しでもお手伝いが出来ればと考えています。
ぜひ「豊かな人生」「楽しめる日常」が送れるように、二本立てで取り組んでいきましょう。
それでは!
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします
★「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
★ご予約は、お電話(042-725-2948)・LINE公式アカウントより承っております
★当院では新型コロナ感染対策として
・手指や各所の消毒
・換気
・必要に応じてフェイスシールド
・必要に応じて体温測定
・ソーシャルディスタンスの維持
・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。
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溝 田 接 骨 院
院 長 溝 田 博 之
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・痛みや患部の説明が分かりやすかった。
・当院に来るまでの痛みは半分以下に。
・うまく運動すればゴルフが出来るので、今はラウンド中の痛みが気にならない。
・以前は後半で痛くて…だったのが、今はもうボンボン歩ける。