こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。
さて、ちょっと長くなってしまったために分けることになった内容の第2回です。
(前回はコチラ)
さっそく続きを書いていきましょう!
間違った使い方は、中々治りにくい
前回、間違って使ったものは、その痛みを発してる硬くなった筋肉が
柔らかくなったりすれば治る、といったものではないよ!なんて書きました。
つまり、この場合は「間違った動き」を正さなければいけない、ということです。
よく野球などで「投球フォームを改造する」なんて聞いた事ありませんか?
これは、間違った動きを正す作業ですよね。
でも、ちょっとやっただけで修正できますか?
一回投げたら、あれ?もう修正できちゃった!なんて。
出来ないですよね?
人は無意識でやってることを、意識的に変えるのが難しいのです。
意識した時だけはもちろん出来ますが、意識できない時、例えば
無意識にやった時とか、
動きが早くて意識できない時とか。
いわゆる「癖」なんて、その代表格ですね。
投球動作は一瞬のことなので、意識し続けて投げることが困難です。
だから無意識で出来るまで「練習」や「トレーニング」して、
自然に出来るまで「訓練」します。
これと同じなんですね。
それってすぐに治るの?
最初に戻りましょう。
間違った動きでの痛みが、1分でラクになるということは、
1分で何らかの形でラクに感じられる状態を作れる、ということです。
モノにもよりますが、簡単な張り程度のものなら1分あれば、
「ラク~」と感じるレベルには出来ます。
(あ、治った!ではないですよ。ラク!ですよ)
そういう意味では「1分でラク」になりました。
ただ間違った使い方を続けていればどうなるか?
また戻るんです。
もどっちゃった…
だから、こういう痛みの場合、その「痛み」を軽減させることも大事なのですが、
それを起こす「原因」、つまり間違った動きなどを修正しなければいけません。
正しい動きが自然に出来るように。
これって、先ほどの投球フォーム改造と似てませんか?
すぐに変化出るものは、すぐに戻りやすい
すぐに変化を出すことは、モノによってはカンタンに出来たりします。
でも「戻る」んです。
先ほどの投球の話でいうと、一度投げ方を変えても、次の日に「自然」に投げたら、
おそらく元通りの投球フォームになるでしょう。
なので、「自然」に投げても戻らなくなるまで、つまり「覚える」まで練習します。
ここの意識が抜け落ちていると、
1回でラクになった!
↓
戻っちゃった、効かないのかな~…
と思ってしまう。
効かないのではないんです。
そこから先、「修正」と「継続」が足りないんです。
これにはトレーニングと同じで、「時間」が掛かります。
なにしろ、無意識にやってる動きを正すわけですから。
身体はすぐには変わらない
なので、繰り返す痛みや長患いしたものほど、改善に時間が掛かるんです。
なぜか。
それが「身体」というものだから。
短期間で治せれば、ご本人も治療家も一番うれしいことです。
でも残念ながら、身体はそんなに簡単にいうこと聞いてくれません。
間違った動きを治す必要のある「痛み」の場合、
やはりきちんと時間をかけて取り組んでいく必要があるんです。
じっくり、しっかり、あせらずに
「目先の改善」だけではなく、「原因の解消」に取り組んでいきませんか?
身体も、間違った動きで痛いのを好むはずはありません。
身体も「ラク」でいたいはずです。
しっかりと身体と向き合い、その身体を労わってあげましょう。
それでは!
<追記>
明日は都合により、午前診療(受付11:30まで)となります。
午後は休診となります。
よろしくお願い致します。
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溝 田 接 骨 院
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