【股関節変形があっても、よくなれるかもしれない、という話】

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こんにちは、溝田接骨院・院長です。

最近感じるのが、股関節の動きの悪い方が多いなぁということです。
股関節の動きの悪さの原因はいろいろあるのですが、ここの動きが悪いことで、身体のあちらこちらに不具合を起こす重要な関節でもあります。


そんな股関節を痛めた方の症例です。

状態と経過は?

こちらの患者さまは、右の股関節を痛めて来院されました。
見ての通り痛みが非常に強く、マトモに歩くことも困難でした。


股関節の可動性も非常に悪く曲げることも出来ない状態。

治療内容としては、痛みを取る治療…というよりも、正しく動けるようにする治療という形で治療に取り組んでくださいました。

結果的にかなり時間を要してしまいましたが、地道に治療に取り組んでいただいた結果、かなりスムーズな歩行が出来るまでに回復されました。

実際には受傷から3カ月くらいで右のように歩けるようになっていますが、こうやって時々経過を確認するためにPoslogを使って比較するようにしています。

現在、「変形」はありますので時々「整える」必要があり、月一回のペースで股関節可動のメンテナンスで継続されています。

なぜ時間を要したか?

実際には、この股関節には酷くはないレベルですが「変形」がありました。
ですので、可動域が狭いところに加えて、股関節自体をケガしてしまいましたので、経過が長くなってしまいました。

言えば、ケガの改善に対して「変形」が壁になっていたといったところです。
しかしこの障壁が、一番の厄介者だと感じています。

「変形」があっても大丈夫???

逆に言えば「変形」はあっても、日常生活に困らない程度まで回復出来る可能性はあるかもしれない…ということです。
これは股関節に限らず、膝などでも同じ。
膝の「変形」があっても、普通に歩けるレベルにまで回復する例もよくあります。
ただメンテナンスは必要ですが。

もしかしたら、「変形」だからもう無理…ではなく、少なくとも「ある程度生活に困らないレベル」であれば、諦めなくてもいいのかもしれません。
全ての変形性関節症が必ずよくなる…というわけではありませんが。

変形治療の「本当」の目的って?

変形でお困りの方の多くは、じつは「変形を治したい」とは思っていないことが殆ど。

変形によって起こり得る「痛み」が、生活を送る上で支障がある…つまり「あまり不都合なく生活がしたい」ということが目的だったりします。
であれば、改善の余地は十分にあるかもしれません。

少なくとも「痛みを減らして、より自分らしい生活」に近づくことも可能かもしれないということです。

まとめ

変形があってもよくなれる…というのは、「変形が治る」のではなく「(痛みを減らして)よりよく動けるようになる」という意味だったんですね。

正直、時間は掛かると思います。
しかし諦めることがなければ、よりよく生活できるかもしれません。

当院でお役に立てるようであれば、いつでもご連絡くださいませ。
いっしょに取り組んでいきましょう。

それではまた!

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