【言いたい事は、言ってみよう】

おはようございます、溝田接骨院・いんちょーです。
　
いやもう、とにかく暑いですね。
　
「暑い」を誤変換して「熱い」でも、意味が通ってしまうくらいの暑さ。
　
昨日も、多治見市では、40℃を超えたとのニュースでした。
　
もうね、お風呂ですよ、おふろ。
　
こうなると「熱い」でもいいですよね、ホント。
　
さて。
　
多分、どなたも経験がおありだと思うのですが…。
　
相手に気を使って、言えない…なんてこと、ありませんか？
　
えぇ、わたくしはあります。
　
例えばレストランで注文したものと違うものが到着してしまった時とか。
　
「あぁ、ミートソースが食べたかったけど、ま、まぁ、カルボナーラでもいいや」みたいな感じ。
　
どっちも美味そう…　

治療や病院なんかでも同じです。
　
我々治療家の中でもよくあると思うのですが、「どうですか？」っていう一言。
　
多分これを見てくださってる方は、少なからず病院や治療院などに

行ったことのある方だと思います。
　
で、治療を受けたりしますよね。
　
「どうですか？」って聞かれたことありませんか？
　
あまり変わってないけど、効いてるように言わないと、
　
せっかくやってくれてるのに悪いかな…と考えて、
　
「えぇ、さっきよりいいと思います」なんて言ってしまったり。
　
まぁ、「思います」って言っている時点で、「あ、あんまり良くないんだな」

なんて思ってしまいますが（笑）
　
実際良ければ、「さっきよりいいです」と言い切れたりするものなので。
　
日本人のよいところですよね。相手を気遣う。
　
でもですね。
　
こと、治療に関してはダメです。コレ。
　
だって、そもそもは「痛み」を取りたかったり、不都合を取り除きたいから
　
治療にわざわざ来て下さるんですよね。
　
であれば、はっきり伝えた方が、ぜ～ったいにいいです！
　
治すために治療に行ってるのに、あまり良くないなぁなんて思いながら
　
「えぇ、いいと思います」と言ったところで、誰が得するのか？ってことです。
　
まず、患者さんにとっては良くないですよね？改善が見られないので。
　
また、治療家にとっても、良くないんです。改善させられてないので。
　
あくまで、わたくしの考えに過ぎないのかもしれませんが、
　
まだあんまり変化が感じられないなぁ、と思った時には、
　
「変わってません」と言って下さいね。
　
あ、あんまり「変わってねーぞ！」って強く言われると泣いてしまうので
　
ホドホドでお願いしたいところですが。
　
もし変わってなければ、もっと手を加える必要があるのか、はたまた、
　
違う所へのアプローチが必要なのか、を考えなければいけません。
　
そうやって、改善への道筋を探し、立てていきます。
　
なので、よくないのに「よいです」なんていうのは、もったいない！のです。
　
だって、それなりに時間もお金も費やしてくださってる訳じゃないですか。
　
それ以上に「よくなりたい」と思うから、治療に掛かる訳じゃないですか。
　
なんでこんな話をするか？というと。
　
まぁ、わたくしもこういう場合「ちょっと言いにくいよね～」なんてあるわけですよ。
　
で、こんなこと言ったら、素人の癖に…と思われてしまうのではないか？とか、
　
こんなこと言ったら、もう診てくれなくなるんじゃないか、とか。

考えたりしますでしょ？

実際、そう感じてらっしゃると患者さんから伺う事が多いです。

もちろん、不条理な事とか、ただのクレームじゃいけませんよ？
　
けれど、「どうですか？」と問われたら素直にお答えして下さっていいんですよ！
　
治療者側は純粋に「どうなんだろう」と知りたいだけです。
　
これは、どちらの医者や病院、治療院でも同じです。
　
だって、専門家だからこそ仕事をしている訳で、そこに来られる方は、
　
いわば素人なのは当たり前じゃないですか。ね？
　
だから、どんどん言って下さい。

ご自身の身体の事なんですから、どんどん言いましょう！
　
むしろ、素直に言ったことで、治療者側が「効いてないはずはない」とか、
　
それこそ「素人の癖に」とか、「ふんっ」とした態度を取る先生でしたら、
　
病院なり治療院なりを変えた方がいいです。
　
（いや、実際にそういう所があるっていう話を、たまに患者さんから聞くので…。
　治療者側からしたら信じられない話ですが、まだまだそういう先生もいるようなので…。）
　
ということで。
　
わたくしも教わった立場ですが、こういう時に思い出すフレーズがあります。
　
「遠慮は無用、配慮は必要」
　
自分都合の話ではいけませんが（配慮は必要）、