こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。
痛みが取れて来たにも拘らず、そこから中々…
なんて場合、ありませんか?
例えば「ぎっくり腰」で痛めたもの(強い痛み)が、
段々良くなっては来ているけれど、重い痛み(鈍痛)に
なって来て、そこから中々進まず停滞気味…なんて。
通せんぼされてたり。
これって、もしかしたら無意識がそうさせてるかもしれません。
上のぎっくり腰の例で行ってみましょう。
最初は急性の「筋・筋膜性疼痛」という炎症を伴った痛みを発します。
これは炎症ですから、2~3週間で落ち着きが見られ始めます。
しかし、この時の痛みが「相当強い」場合、その痛みに対して
「怖い」という思いがあったりします。
その後「筋肉の緊張」が残る訳ですが、それが中々取れない…。
こういった場合、その緊張した筋肉は柔軟性がなく
「スッ」と動けないので、頭で思った動作をしようとしても、
「ついてこれない」場合があります。
その時のギャップが「またぎっくり腰を起こしたら嫌だ…」
という「不安」を駆り立て、脳は「防御反応」を取ります。
つまり「動かない」ようにブロックして、筋肉を止めます。
「待てぃ!」と。
この反応は、自分の「意識」では止められないんですね。
仮に、熱湯の入った桶があるとします。
そこに手を突っ込む。
…当然熱いし、火傷しますね。
ダチョウ倶楽部かっていう。
そこを意識的に「いや、これは水だ。熱くない、熱くない…」
と自己暗示をかけたとします。
「…あれ?熱くないや!」
…って、普通ならないです。
(特殊な例を除く)
そう意識的に思い込んでも、やはり熱いと分かっていれば、
手は突っ込めないですよね。
そう、脳が止めてるんです。
「それ、やばいってー!」って。
それが無意識。
つまり、話を戻すと。
「もっと筋肉を柔らかくしたいのに!」と思っていても、無意識下で
「痛みに対する不安」を抱えていると、筋肉はその動きを制限して
しまうんですね。
なので、焦って早く治そう!と思って無理をしても、
身体は付いていかないって事なんです。
ではどうしたらいいのか?
その「痛みに対する不安」が無くなるように、
しっかりと「地道に」治療していくのが一番いいです。
その治療の繰り返しによって、段々痛くない時間が長くなるとか、
痛み自体が減っていく事で、身体は
「お、もしかしてここまで動いても大丈夫かも?」
と思い始めます。
そこで初めて、筋肉が動きやすく=柔軟性が生まれ始めます。
ですから、焦って無理をさせると「また痛くなったんだけど」
となります。
悲しいかな、無意識も意識も「自分」ではあるのですが、
無意識は「自分」ではコントロールが難しいんですね。
だったら、「無意識」に納得してもらえばいいんです。
なるほど納得!
つまり、大丈夫なんだよ、と「慣らし」ていく。
焦らず、少しずつ治していきましょう!
実は、それが一番の近道だったりするんですけどね。
それでは!
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