こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。
段々暖かい日が出てきましたね。
と同時に、花粉症のワタクシにはつらい季節になってきました。
というか、増してきてる感じです。
あー、いやだいやだ。
あ、すみません、グチってしまいました。
ちょっとまた間が空いてしまいましたが。
今日は、「あと少し」が本当に少し?というお話です。
「治療して良くなる・軽くなるんだけど、戻っちゃうんですけど…」
なんてことを、ちょいちょい耳にします。
戻ってしまう原因は、色々あります。
症状が長期化していて、「身体が(改善方向に)変化しにくくなっている」場合とか。
例えば、筋肉や関節が固くなってきていて、すぐに柔らかくなったりといった変化をしがたくなってるといった場合。
あるいは、セルフケアをお願いし「こういう運動をやっておいて下さいね!」といったものの、やらない、とか。
他にも原因はいっぱいあり、枚挙に暇がない(いや、そこまでいっぱいでもないだろう、なんですがね)くらい。
その中で、皆さんがやりがちな例を挙げてみます。
簡単にいうと「やりすぎ」てしまう。
いえね、個人的には日本人らしいよな~なんて思う部分でもあったりするんですが。
どういうことかといいますと。
「あと一歩」「あとちょっと」をやりすぎてしまうんですね。
例えてみましょう。

台所で料理をしたりするとします。
いつも30分くらい立ち続けていると、腰が痛くなる。
ある料理の仕込みをしていたとします。
もうそろそろ30分。腰も痛くなってきたぞ?
あ、でもあとこれだけやったら終わるし、後が楽だからやっちゃおう!
…ア~ウトッ!
ここですよ、ここ。
その「あとちょっと」が、悪化(増悪といいます)をしたりする原因の1つです。
よくやっちゃいませんか?「あと少しだから」。
大体30分で痛くなるとすると、その少し前から痛み始めてることが多いです。
例えば、15分くらいまでなら何ともないんだけど、20分過ぎからちょっと…とか。
ならば、15分~20分くらいで一旦休めてもいいんではないかな?と思うわけですよ。
いやいや、そんなガッツリ休むわけじゃないです。ちょっと腰掛ける程度でもいいです。
ちょっと腰を回したり、前後に曲げてみたりでもいいです。
同一の姿勢や運動が、その痛みを起こしやすくさせています。
なので、ちょっとだけ「違う動き」を入れるんです。
少し腰を曲げての動作であれば、その角度を変えるように動かすとかで十分。
それをちょっと取り入れるんです。
で、また続きをすればいいわけです。
そこを、よ~くやってしまうことというのが…。
「もう少しだから」。
先程書いたように、あとちょっとだからやってしまった方が、後が楽!とか。
ここまでやったんだから、ついでに…とか。
ちっが~う!違うんですよっ。
いかに「改善させるか」を考えて治療などを受けてるのだから、それを「持続」させる必要があるんです。
でも、その「一歩」が限界だと言ってる身体を無視するかのように、負荷をかけてしまう。
だから、せっかく良くなったりしてるのに、「無理」をかけてしまうから、また痛くなってしまうわけですよ。
ならば、せっかく良くなった部分を生かしつつ・保ちつつ、やれる範囲でやっていった方がよくないですか?
で、次に治療する時には悪化もしてないので、さらに改善に向けた治療が出来る訳ですよ。
そのせっかく良くなろうとやっている「改善」に比べて、「あと一歩」やる方が、大事ですか???
よく、「明日やろうは、馬鹿野郎」なんて言いますが。
確かに「やれること・やらなきゃいけないこと」を延ばすのはダメですよね。
(…わたくし、やりがち。気を付けます)
しかし、「やれる以上のこと」をやるのは、間違いです。
だって、今現在やれる「以上」のことをやるんですもん。
それ、越えちゃってますから。
無理をしない。無茶をしない。
これ、すごく大事です。
それこそ、せっかく治療して良くなる気配があるのに、無理して後戻りしてちゃ…。
もったいない。あ~、もったいない。
あくまで「やれる範囲」で無理をしない。
どうしてもやらなければいけないのならば、それが「治療による改善」と比べて、どちらがあなたにとって重要なのか?を考えてみてください。
そして良くなったら、それを「維持する」ことも考えてあげてくださいね。
良くなる・良くならない、はある意味「あなた次第」かもしれないですね。
もっと身体を大切にしませんか?
それでは!
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