【座ってる時の姿勢って?】

おはようございます、溝田接骨院・いんちょーです。

座ってる時の姿勢って、どういうのがいいんですかね?
よく聞かれます。

往々にして、「猫背だから伸ばさなきゃ」というところから始まってる事が多い気がします。
勿論、猫背っぽく「前傾」(前屈み)のような座り方は、そもそも疲れます。
多くの場合、骨盤が後傾(後ろに転がる感じ)して、くびれるはずの腰椎部が逆に弯曲(後方に盛り上がる感じ)になり、そのまま背中までズズズィ~っと丸くなる。
これが猫背ですよね。
で、それで終わればまだしも、目線を上げるとなると首を伸展(起こす)します。
すると後頭部と首の境目付近が、縮こまる感じになります。
逆に目線が下がっていると、首筋が伸ばされ続けて、張りや疲れが現れます。

ここまでくると、身体を横から見た時に見られる「S字カーブが無くなります
こりゃもう、身体はしんどい。

これはみなさんご存知なんで、「じゃぁ背中伸ばそう」となる訳です。

でも、伸ばしてると疲れるから続かない→結局猫背に戻る、のループに陥るようです。

この時、背筋を伸ばそうと文字通り「背筋」使うと、疲れます。
そもそも立っていても座っていても、真っ直ぐ「重心」が取れていれば、「楽」に立てるはず。
その例で言いますと。
普通に立った後、胸を張って「いい姿勢」を取ってみてください。
腰の辺りや、肩~肩甲骨辺りが緊張しませんか?
そりゃ、その姿勢でいたら疲れますよね。ちょっと背筋伸ばしただけで力が入るくらいですから。

いい姿勢について、アメリカの運動生理学者のアーサー・スタインハウスさんも、
1:Easy(楽である)
2:Not-Tiring(疲れない)
3:Ready To Move(動きやすい)
と言っています。立っていても座っていても、同じですね。
あ、座ってる場合での「動きやすい」がピンと来ないかもしれませんね。
例えば「身体を捻る動作」。座っている姿勢が悪いと、上手く捻ることが出来ません。
可動域制限が出てしまいます。座っていても「動きやすい」は大事なんですね。

そこで大事なのが「身体の中心」です。どこにその中心があるか、がキモ。

中心さえ決まれば、猫背になったり、頑張って姿勢をよくしようとしなくとも、楽に座っていられます
むしろ、今まで楽だと思っていた座り姿勢すら「違和感」を感じるかもしれません。

そんな時、当院でオススメしてるのは、ちょくちょく「教室」の形でもやらせて頂いている「ひめトレ」の使用。
これを使った後は、「楽に・自然と座れている」感覚が得られると思います。
そこからいつもの姿勢を取ると、んま~違和感感じます。

でも、「ひめトレ」なんて知らないし、持ってないわ、という方。
…いらしてください。お教えします(笑)

まぁ、それは置いといて。

今出来ないかな?という事で考えます。
椅子に座ってる場合として。
1:背もたれに寄りかかっていたら、まず離れましょう。
2:足の裏をしっかり地面につけます。
3:目線を上げて、前を見ます(背筋は意識しないで)。
4:余裕があれば、座面に当たっている坐骨の当たり具合が「よく分かる」位置に骨盤を前後に転がして探します。

これだけでも、楽に座れると思います。

大事なのは「背筋」を使わずに「目線だけを上げる」。

立っている時や歩いてる時もそう。
意外と目線は地面を向いてる事が多いです。
そんな時、ちょっと目線を上げてみましょう。真っ直ぐ前を見るように。

目線、大事です。
よく言いますでしょ?「前を向いて、進もう!」みたいな。
やっぱり、前を見るべきですね。
前向き、前向き。
あ、ちなみに、前向きになると、気持ちも前向きになりやすいなんて話を聞いた事があります。

あら、いいことづくめ。

ちょっと気になった方、やってみてくださいね。

それでは!

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
      溝田接骨院

   お問い合わせはこちら!!
    → メールフォーム
→ 電話・FAX 042(725)2948
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼