【腕の痺れは、首ではなくて○○が原因かもしれない?というお話】

AST
当院Facebookページにも、
ちょこちょこ投稿しています。
ぜひチェックを!

こんにちは、溝田接骨院・院長です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、腕の痺れと痛みに対しての
当院での施術の一例を
ご紹介したいと思います。

よく腕や手が痺れている場合、
首(頸部)から来ている
と言われます。

なぜかというと、
腕から手指の神経は首(頸椎)から
繋がっているから
です。

ということは、
首(頸椎)から出る神経の通り道
などに障害があると痺れます。

…というのが一般的。
もちろんそういう症状の痺れも
当然ながらあります。

しかし、首に治療をしていても
痺れがなかなか取れない
といったものも実は多いです。

今回はそういった
腕の痺れと痛み」の症状に対して、
胸郭(胸回り)の動きを
改善したら症状が改善した
という例です。

この女性の患者さまは、
肩から指にかけて痛みと痺れ
がありました。

たとえば。

朝起きれば、上腕から指先まで
痺れでズーン。
シャンプー後は痛みが出る。

…といったような症状。

頸部の徒手検査を行うも、
痛みや痺れは誘発されません。
ということは、この痺れ・痛みは
「頸椎から来るものではない」
可能性が高い

こういう時、よくあるのが
背中から来る痺れ痛み
だったりします。
(解剖学的に考えたら「?」と
なるのですが、全身的な状況
(姿勢や動き)や筋膜の繋がりから
考えると、ありえるんですよね)

そこで、胸郭の可動改善
目指しました。

すると、痺れ・痛みに
変化が出ました。
2回の施術で痺れはほぼ消失
痛みも時々に。

ただやはりそのままでいると、
戻ってしまうのがこの手の
症状の常
(←ここ大事)

そこで今回は、可動域の変化と症状を見てみました

左が施術前
痛みがちょっと残っていた状態。
右は施術後
この時には痛みも痺れも消失していました。

じつはこの方、元々これら症状は
あったのですが、少し前に転倒して
肋骨を折っていたとのこと。

つまり、それ(骨折)によって
胸郭の可動域が低下し、
元々の症状が増悪した
のではないか?と推察されました。

ただ今回、胸郭可動域の改善を
図ったところ、増悪した分どころか
元々の症状まで改善してきました。

ということは、元々胸郭可動が
芳しくなかったのかもしれません

胸郭可動が低下していている人は、
ホントに多いです。

ここが動くようになるだけでも、
腰や肩・背中など改善する
可能性は高いです。

逆にいえば、
背中や腰に症状がなくても、
胸郭の動き自体は悪いことがある
ってこと。

大事なのはココなんです。

痛みもなく健康だ!と思っていても
「正しく動けていない」
「正しく(身体を)使えていない」

ですから、痛みのあるなしに関わらず
普段から身体が正しく動けるように
ケアをしておくことが大切
です。

ということで、今回のタイトルの
○○は「胸郭の可動性」でした!

腕の痺れ痛みのあるすべての方に
有効な方法とは言い切れませんが、
こういう「首ではない」ところから
症状が出る可能性もあるんですよ!
というお話でした。

それではまた!

↓ LINE公式アカウント
 こちらからご登録できます!

友だち追加

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
   溝 田 接 骨 院
~お問い合わせはコチラから~
 電話/FAX 042-725-2948
   LINE / Facebook
  LINE ID @663xugdq
 お問合せ ここをクリック

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼