【足のしびれ】

フットケアプログラム

こんばんは、溝田接骨院・いんちょーです。
たまには症例もね!ということで、今日は足のしびれの症例のお話です。
 
足のしびれにも色々あります。
足の趾(ゆび)だったり、足の裏だったり。
 
今回は足の甲の外側のしびれ。
 
以前からずっとあったしびれですが、気にはなりつつも支障がないので、そのままにしていた、というものでした。
 
ちょうど足の小指の手前の骨(中足骨)の根元部分を中心に、しびれ感触った感じが鈍い触るとビリビリする、という症状。
足元が回内足という形の足の方なので、外踝(くるぶし)あたりにストレスが掛かっていそうです。
 
皮膚をつまむと、いささか硬め。
 
この皮膚の下には、「腓腹神経」という神経が外踝を迂回するように通っています。
 
そこで、痺れる部分から外踝に向かって丁寧に触っていくと、ちょうど外踝の下部分で「ビリッと来ました」という患者さんの訴え。
この辺りが曲者のようです。
 

そこで、この青色で示した部分の腓腹神経を、丁寧に外踝寄りにリリースしていきます。
つまり、神経が「最短距離」で走行できるようなルート取りが出来るようにリリースしたわけです。
 
最初はピリピリと感じたようですが、次第になくなりました。
 
そこで患者さん自身に、足の甲の外側のしびれる部分を触っていただくと「あ、しびれません。なんともないです」とのこと。
この時点で、長年あったしびれが消失。
 
やはり、この部分で神経にストレスが掛かっていたようですね。
 
しびれがあると、その患部にだけ原因を求めてしまったり足がしびれるというだけで「腰から」と安易に判断されてしまう例もあるようですが、すべてではありませんが、このように患部ではないけれど「腰から」とも違う部分からしびれることも、多々ありますよ!っていうことですね。
 
しびれは色んなところから生じるものでもあり、そこを丁寧に見つけないと中々改善が図れない部分でもあるのかもしれませんね。
なかなか変わらないしびれ、もしかしたら「そこ」ではないかも?
 
それでは!
 
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     溝 田 接 骨 院
      院 長 溝 田 博 之
 
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