こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。
突然ですが。
怪我の治り方には、いろいろあります。
日々良くなっていくものと、良くなったり悪くなったりを繰り返して良くなっていくもの。
風邪をひいた時なんかは、例えば医者に薬を貰い、段々良くなっていく事が多いですよね。
治るって、大体こんなイメージだと思います。
でも、外傷(怪我)に関しては、上に書いた通りに、す~んなり行かない場合の方が余程多い。
捻挫なんかで痛めた場合は(無理使いしたとか、ちゃんと治療してない、とかは除きますよ)、身体が徐々に修復をしていってくれます。
でも、怪我をしても長期化してしまったりするものもあったりするのですが、そういう場合損傷はある程度回復していても痛みが取れない!なんてことになってたりします。
大体においてこういう場合、「そもそも身体の使い方を間違えて、患部(痛む場所)に無理させちゃってますんで」っていうことが多いです。
例えば、先に挙げた捻挫。靭帯や腱・筋肉を損傷したりしますが、その部分は「身体・細胞」が治してくれます。
ただ、その時に庇い歩きをしたり、他の部分で賄う使い方をしたり(代償っていいます。代わりに償う、ですね。いや、別に償う訳じゃないけど)して、本来ではない「動き」をしてしまう事が多々あります。
そうなると、その部分に本来無いはずの「負荷」を掛ける事になりますから、無理が掛かる。
すると痛い!となったり、それがまた持続すれば「壊れる」ことにもつながります。
痛めていても、「ある程度使えてしまう」だとか、「使わざるを得ない…」なんて場合は、その都度負担を掛けてしまう可能性がある訳で、当然また痛くなったりしやすい訳です。
で、それが長くなってくると、その状態(例えば間違った使い方とか)を、身体が「覚えちゃってる」ことがあります。
そうなると、治療をして少し良くなっても、また間違った使い方しちゃったりして、「あれ?昨日良かったのに、今朝また痛いじゃん!」なんてこともよくあります。
えぇ、そりゃもう、よ~~~~くあります。
ただ、そんな中でも、日々治療をして「正しい」状態(使い方や負荷を減らせるようにしたりとか)を繰り返し維持していけば、今度は間違った使い方を「正しい使い方」に学び直すこともできるわけです。
単純にいい悪いじゃなくて、「繰り返せば、そりゃ覚えるでしょ」っていう。
なので、1~2度治療して、「あ、来た時より楽だ!」と思って、そこで止めてしまうと「正しい」状態を覚えてませんから戻る訳ですよ。
痛みは、少し良くなったら(戻ることなく)それが積み重なって日々良くなる…と思いがちですが、いい悪いを少しずつ繰り返しながら治っていくものもある、って~ことなんですね。
ですから、「継続して治療をすること」が必要なんですね。
え?1回で治っちゃったことあるけど???ですか?
…え~、そんなん知りません。
嘘です嘘です(汗)
あくまでワタクシ個人に考えですが、逆に言うとそういうのは「一回で治るタイプの痛みだった」という事です。
基本的に「損傷」があれば、一回で治る事は無いです。
逆に、ちょっと間違った使い方が痛みを引き起こしていたら、その「ちょっと」を取り除くことで良くなる例も、勿論あります。
でも、多くは無いです。
ということで、治療をする時は、きちんと通院して継続して治療をすることをお勧めします。
特に初期はしっかりと!(その初期って、改善には凄く大事で後々に大きく影響を与えてしまうんです)
それでは!