ぜひチェックを!
こんにちは、溝田接骨院・院長です。
今日のタイトルですが。
外反母趾で悩んでいる方にとっては「…は?」ですよね。
そうなんです。
外反母趾「だから」痛いんじゃないんです。
今日はそんなことをお話ししましょう。
外反母趾って?
外反母趾は、もう「超」が付くくらい有名なので今更ですが、ざっくりと。
足の親指(拇趾といいます)の付け根の関節が、内側に張り出すようになって、趾先(ゆびさき)が外(小趾側)に曲がっている状態を言います。
「外」に「反」ってる「拇趾」、ということですね。
ちなみに、これとほぼセットで「内反小趾」というのがあります。
拇趾の「逆」ってことですね。
曲がってるから痛いんだ!
で、外反母趾になって「痛い」ってなる方、いらっしゃいますよね。
病院などでも「あぁ、外反母趾だね~」なんて言われます。
そうすると「あぁ、趾が曲がってるから痛いんだな」と思うわけですよ。
となると、真っ直ぐ「足先」を向いてないとダメだよねって考えるのが普通です。
で、拇趾と人差趾の間に「クッション」などを入れて、強制的に真っ直ぐにしたりします。
それ用のサポーターなどもありますよね。
治すべきはココ!
で、それで解決できれば、オールオッケー!なのですが。
そうでない方が意外に多いのです。

となるところですが、そうでもないって方がいらっしゃるのです。

そう。
治すべきは「外反」ではないんです。
当たらないようにすればいいのです。

ですよね。
そう、当たり前なんです。
ここが勘違いされがちで、「当たるから痛い」→(転換)→「外反母趾だから痛い」と考えてしまいがち。
だから、変形した外反拇趾を治さねば!と思ってしまう。
変形(外反母趾)ではなくて、「当たり」が痛みを起こしてるんですよ。
外反母趾がなくても、当たれば痛いんです。
つまり外反拇趾であっても、「当たらなければ痛くない」ってことです。
外反母趾の方が、靴を履いていない状態…例えば椅子に座っていたり、寝ている時だったり。
そんなときは、(炎症が起きてなければ)痛みがほとんどないはずです。
それが靴などを履いた時に、「当たった」時に痛みを感じるわけですよね。
つまり、当たるから痛いのであって、外反していること自体が痛みを発してるわけではないんです。
もちろん、外反しているから「当たりやすく」なってはいます。
でも、やっぱり「当たり」があるからこそ痛いってことですよね?
ですから、外反した拇趾の付け根の「形」を何とかしようとしても、なかなか改善しないなぁってことが起きるのです。
もっといえば、その関節にいくら施術をしても、当たった途端に痛みが出てしまうのです。
解決策は?
これを解決する方法は、それこそ手術を始め、いろいろあります。
先ほど挙げましたサポーターも、そのひとつですね。
ただ、当院の考え方としては、

だと考えています。
具体的に言えば、本来の足の位置に戻れば、足の関節や筋肉は正しく動くことが出来るようになります。
本来、足は靴を履いたとしても当たらないハズです。
なぜなら足に合わせて作っている=当たるように作ってないから。
まとめ
ですので、当院の考え方としては、曲がって変形した関節を何とかしよう!ではなく、「当たらない」ように段取りを整えて、歩ける足にしていく…ということになります。
そもそも、変形した骨を治せる(真っ直ぐにする)なんて現実問題として無理がありますしね。
よく「痛みの原因は、そこにはない」と言われることがあるのですが、まさにコレです。
外反拇趾でお悩みのあなたも、ぜひ段取りを整えて「歩きたいように歩く」ことを目指しましょう!
それでは!
◆お知らせ◆
12月31日(木) ~ 1月5日(火) まで休診になります。
年明けは、1月6日(水)より診療開始いたします。
よろしくお願いいたします!
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
★ご予約は、お電話(042-725-2948)・LINE公式アカウントより承っております
★当院では新型コロナ感染対策として
・手指や各所の消毒
・換気
・必要に応じてフェイスシールド
・必要に応じて体温測定
・ソーシャルディスタンスの維持
・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします
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溝 田 接 骨 院
院 長 溝 田 博 之
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