【痛いのに、異常なし?】

こんばんは、溝田接骨院・いんちょーです。

今日は久々にいい天気でした。雲一つないくらい。
と同時に、すでに暑くなってきましたね
5月も近付き、徐々に夏が見えかくれ…ってところでしょうか。

さて今日も行いました、「骨盤ケア教室」。

(↑骨盤ケア教室で用いる「ひめトレ」です)

今日は、初めて受けられる方と、再受講の方の混合。
初めての方は「うわぁ!」と、その身体の変化に驚いておられました!
再受講の方は、家でやるより、変化が出る!との事
やはり家でやるとなると、段々我流になってしまいがちの様です。
以前受けたよ~って方でも、再受講する事でまた違った体感を得られるかもしれませんね。
2度目3度目何度でも!次回決定しだいお知らせしますので、ぜひ受けてみてくださいね!

 

さて今日の本題です。

通常、人は「痛み」があると、当然その痛みを取るために治療に掛かる、という行動をします。

当院に来られる患者さんでもちょいちょいあるのですが
検査してもらったけど、異常が無いと言われた。でも痛いんです…」というセリフ。
でも、先生からは「異常が無いから痛いはずはない」と言われたり。
(痛いのなら)とりあえず薬を出しましょう」とか。
(まぁ、この時点で”とりあえず”って…て思いますけども)

これ、どっちが正しいのでしょう?

充分な検査をして「異常」が見当たらないから、痛くないはず、という先生
でも痛いんです、という患者さん

正解は「どっちも正しい」んです。
異常が無ければ痛い原因も存在しない、と判断します。当たり前ですよね。
痛みを起こすものが見つからないのだから。
データも、その結果を反映したものですし。

でも、ここが落とし穴
もしその原因が「検査」で拾えないものだとしたら?

どちらも正解なのですが、「事実」は患者さんが痛いと言っていることなんです。
よく患者さんで「こちらは、レントゲン撮ってくれますか?」といっていらっしゃる患者さんがたまにいらっしゃいます。

ある意味「検査至上主義」みたいな部分が浸透しているんでしょうね。
患者さんも「目に見えないと」と思われるみたいで。
でも、上記のような状況を経験された患者さんなら分かると思いますが、検査して異常ないと言われたけど痛いものは痛いんだけど!という場合。
そういう経験をされた方から一様に言われるのが「検査しても…」っていう言葉。

こういった状況を知ると、「検査がすべてではない」と気付かれるんです。

検査でデータとして出ていなくても「痛いものは痛い」。
痛いのは、治療者側ではなくて、患者さん側
それが事実。
事実が正解とすると、先程の正解は「患者さん」ということです。
だって、患者さんが実際に痛いんですもん

国際疼痛学会という団体があります。
この団体、疼痛=「痛み」というものに対して研究したりする団体なんですけどね。
この団体が「痛み」って何?ってことを定めています。
(治療者業界の人間は、みんな知ってる話です)

「痛み」とは、実際に何らかの組織損傷が起こった時、あるいは組織損傷が起こりそうな時、あるいはそのような損傷の際に表現されるような、不快な感覚体験および情動体験である

と定義しています。

…気付きました?

痛みって、傷ついたり壊されたり(侵害・損傷)したから痛いものを言うんですよ。
ではないんです!

「体験」なんです。た・い・け・ん。
損傷された事が痛みに…ではなくて、その結果「感じた・体験したこと」が「痛み」なんです。

だから、検査して「損傷してる・異常がある」で判断されるべきものでは無くて、それを「体験」してる人しか感じられないものが痛み
となると、それを感じてるのは患者さんなので、患者さんが正しいんです。
異常が無いから、痛い事は無いんだけどなぁ」は、間違ってるんです。

あ、こういう話、人によっては
「そうそう、だから整形外科っていやなのよ」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。

違います。

整形外科だからではないです
そもそも、上記の考え方(異常が無くても、患者さんが痛いって言ったら、痛いのだ)も、とある整形外科の先生からずっと前に伺ったお話なんです。
その先生毎による考え方の違い

だから、わたくしの話してることが「違う!」という先生も絶対います
でも、それでいいのです
そういう多面性が、特に医療においては凄く大事なんです。
医療人とか身体に携わる人って、「一つの考え方に固執しすぎ」な面が(わたくしを含め)あります。
だから、中立性を持つためにこういう多面性は必要なのです。

…あ、脱線しました。

ということで、わたくしの考える「痛み」の捉え方を書いてみました。

貴方がずっと痛いんだけど…という時、「でも異常が無い」とされたならば、それは異常があるんです。絶対に。
何もないのに「痛み」を出すことは、無いです。
何かがあるから「痛い」という信号を出してるんです。
だから痛いんです。

そういう「目に見えない」痛み、またそういうことでお悩みの方、一緒に探してみませんか?
そして、より「楽」で「笑顔」でいられる生活を目指しませんか?
少しでも今よりも良くなりたい!と思われる方、お気軽にご連絡くださいね!
ご連絡はコチラからどうぞ!

それでは!

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
    溝 田 接 骨 院

    お問い合わせはこちら!!
    → メールフォーム
 → 電話・FAX 042(725)2948
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼