【半年間、すっきり取れない痛みで運動が怖い】

こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。

痛みが強ければ、病院なり治療院なり行きますよね。
では、痛くはないけれど…、あるいはあんまり痛くない程度…でも、ちょっと違和感があったり、気になる部分があったり…という場合。

どうしたらいいんでしょう？
そんな方のお話です。

病院では特に異常がないと言われた

今日の患者さんは、Tさん。

ある時、登山後に山を急ぎ目で下り、その後膝の痛みで曲がらなくなりました。
当初は何をしても痛くて…という状態だったそうです。

いてててて…

しばらく経過を見るも改善せず、整形外科へ。
レントゲンでは異常なし。
漢方薬とシップをもらったそうです。
そんな感じで２カ月ほど通院。
痛みは日数も経ってることもあり、徐々に軽減していきました。
が、どうもスッキリ取れない。

あまり変化が見られないため、病院を変えてみました。
新たに行った整形外科でもレントゲンでの異常はない。
結局シップと痛み止めだけになりました。
そのまま５カ月ほど通院。
しかし変化なく…。

ここまででトータル７ヵ月の通院。

ここまでくると、もうどこへ行っていいのかわからない…ということで、以前ご来院いただいたこともあって、当院へいらしていただきました。

膝が時々ちょっと痛いんだけれど

症状としては、しゃがんだり小走りすると膝に痛みがある。
しかし歩くのは大丈夫そう。
ただ、違和感があったり、ふいに痛みが出るということで、曲げたりすることに対して「怖さ」があり、思いっきり動くことが出来ません。

運動もしたいのだけれど、怖くて出来ない…。

そこで伺ってみます。
わたくし「治ったら、何をしたいですか？」
Tさん「運動がしたいです」

つまり、Tさんは「運動が躊躇なくできるレベル」が治った、ということになりますね。
ですから、目指すのは「痛みをとる」ではなく、「運動が出来る」こと、ですね！
早速見ていきます。

こんな治療をしています

病院では、レントゲンを見てますので骨は大丈夫。
薬やシップで対処していましたが、改善が見られない…ということは、また違う視点が必要そうだ、ということ。

ということで、レントゲンでは映らない部分から来る「痛み」を考えていきます。

どうやら、わずかながら膝にねじれが生じている様子。
動きも少しばかり「正しくない」動作になっているように見えます。

そこで膝回りを見ていくと、ちゃんと動けていない部分が…。

そこを手技（ISR：組織間リリース）で一つ一つ丁寧に本来の動きを取り戻せるように介入していきます。
すると「正しい動作」が出来るだけの可動が確保できました。

次に気になった股関節周りをリリースしていきます。
この時点で、動きとしては出来てるかな？というところまで来ました。

一度ここでチェック。

事前に痛みや不安を感じる動作をしてもらうと…。
痛みも不安感も消失しました。
さらに、運動療法を加えるために、リアラインレッグプレスで運動をしてもらいました。

これがリアライン・レッグプレス！

治療後は…？

事前のチェックで歩いていただいたときは、よく分からない…という感じのIさんでしたが。
治療後に歩いていただくと、痛み・不安感のあった左は何ともなく、むしろ何ともないと思っていた右膝の方が違和感がするという状態に。
最後にセルフケアをお伝えして終了です。

一週間後…

そして昨日、一週間ぶりの治療でご来院頂きました。

その後の様子をうかがうと、２～３日後まではセルフケアの運動が難しかったようですが、その後は難なく出来るようになったそうです。

また、半年間ずっと痛かった膝が、一回の治療とケアで痛みがなくなったので、本当によかったです！という嬉しいお言葉をいただきました。

ただ、あまりに急に良くなったので、逆にどこまで使っていいのか？が、怖さもあって動かしきれない…なんてことがありました。

例えば、先週の来院時は、しゃがむことが出来なかったのですが、それが出来るようになったところ、今度はスッと立ち上がるのが怖い…と。

これもまた、実際に今日動いていただき、大丈夫だということを確認していただき、その後は立ち座りもスムーズに。

施術による部分もあるとは思いますが、それ以上にしっかりセルフケアを続けていただいたからこそ、昨日は痛みなく動けるようになったのは間違いないです。

そして昨日うかがった話は…。
最初整形外科に行き、あまり芳しくないためセカンドオピニオンとして別の整形外科に行かれたそうなのです。
ところが同じことを言われ、同じような処方をされたことで、「あぁ、やっぱりダメなのかも…」と思ったとのこと。

そのまま半年（７カ月）が過ぎたところで、当院へいらしたとのことでした。

こういった、「こういうものなんだ」と諦めてしまっていた方のお役に立てるのは、本当にわたくしが治療を通して提供したいこと。

だから、このお話をうかがった時は本当にうれしかったですね！

当院では、こういった「痛くないけれど、ちょっと違和感があるんだけれど…でも、病院へ行くほどか？と言われると…」なんていう方、治療を受けた方がいいのかな？と思うけれど、痛いというほどでもなく…どこ行っていいかわからない、という方。

はたまた「病院・治療院でこう言われたから、仕方がないのかな…」と感じていらっしゃる方。

そういった方に、治療を通して「まだまだよくなれるんだ！」と思っていただけるよう、対応させていただいています。

例えば、画像に映らない「痛み」。
そういった痛みに対して、「なぜ痛みが出るのか？」といった原因や、どういう治療を行って改善を図るか？といった「不明確」な部分をご説明し、その上でそれらの問題を解決する方法を提案させていただいております。

こういったことでお悩みの方。
ぜひお問い合わせ・ご相談ください。
今よりもいい状態を探してみませんか？

それでは！

◆お知らせ◆
今週末の２７日（土）は、ストレッチポール教室を当院にて行います。
時間は、16：00～17：00の予定です。
募集は４席なのですが、のこり１席となっております。

ストレッチポールの基本的な使い方をメインにお伝えしますので、
「持ってるけど、使い方がイマイチわからない」とか、
「コレを使うことで何が変わるのか分からない」
といった方には、ぜひご参加いただきたいと思います。

当院の「お問い合わせページ」、あるいはお電話より承っております。
よろしくお願いします！

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　　　溝　田　接　骨　院
　　　  院 長　溝 田 博 之

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