【よくなりたいのなら、「急がば回れ」】

こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。
　
連休を挟み、ちょっと間が空いてしまいました。
　
さて今日は、痛みを早く取り除いてよくなりたい！と思ったら、焦ってはいけません、というお話です。
　
というのも、やはり痛みが続けば、より早く治したいですよね？
　
これは治療家も一緒。
　
ただ、安易に早く治そうとするのは、却ってよくない場合があります。
　

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急いで治すのは、ダメなの？

例えば、痛くなって硬くなった筋肉。
　
これを早くゆるめて、ラクになりたい。
　
で、例えば１回で良くしたいと思い、目一杯マッサージなどをする。
　
どうなるか？というと。
　
…壊れます。
　
ゆるむ前に壊れるんです。
　
「いやいや、ラクになってるし、硬さも減ってますよ！」
　
という方もおられるでしょう。
　
「本当に」柔らかく、ゆるんでいればいいのですが。
　
壊れた状態でも、そう感じるのです。
　
どういうことでしょう？
　

急ぐとは？

例えば、ラップに包まれた冷凍ステーキ肉を思い浮かべてください。

　う～ん、うまそう。

　
食べようと思ったら、半日前とかから冷凍庫から冷蔵庫にいれて、徐々に解凍しますよね。
　
で、半日後には程よく柔らかさを取り戻したステーキ肉になります。
　
これを今すぐ食べたい！と焦って、柔らかくしようと、揉みしだくとします。
　
…カチンコチンに固まった肉です、全然揉めません。
　
となると、力技でガツガツ揉みだした！！
　
どうなるか、おわかりですよね？
　

無理をすれば、壊れてしまう

　
確かにラップの中で柔らかくなったように感じますが、肝心のステーキ肉はボロボロに。
　
身体も同じようなもので、すぐに変化するわけではないのです。
　
徐々に戻していかないと、壊してしまうんです。
　
長く患ってるものであれば、尚更。
　
冷凍時間の短い肉より、長い肉の方が「カチカチ」ですよね？
　
治療は、あせらず、じっくり、しっかりと。