【続けて通院する意味】

治療
当院Facebookページにも、ちょこちょこ投稿しています。
ぜひチェックを!

おはようございます、溝田接骨院・院長です。

今朝も寒いですね。とても5月とは思えない寒さです。
体調には気を付けてくださいね。

今日は、当院のFacebookページで挙げた以前の記事を、ちょっと手を加えて再アップです。
何故かって?
特に最近多いのですが「様子見てました」っていう痛み
或いは、飛び飛びに来院される方だったり
何でこれがよろしくないか?を含めた記事を改めて挙げてみたいと思ったためです。

なので、見たことあるって方は、「またかよ」と思ってください(笑)

さて本題です。
今日のこのタイトル。続けて通院する…なかなか難しいですよね、コレ

そりゃもう大変

今日はそんなお話です。

なぜ続けるのか

例えば、風邪をひいたとします。皆さんは、その時どんな行動を取られますか?
時間が無いから薬局で薬を買って…とか、病院に行くとか。
それも、耳鼻咽喉科だったり内科だったり。

人によっては、気合で治す!って方もいらっしゃいますね。
あ、薬は身体によくない!・ポリシーとして飲まない!という方は、今回はちょっと除きます。

薬局に行って薬を買う。病院等で薬を処方される。

いずれにしても、薬を飲む事になります。その薬が、例えば細菌やウィルスに対処してくれます(正確には身体の働きのお手伝い)。
逆に言うと、薬が無い・足りないと身体が対処しきれません
ですから、飲み続けるように言われますよね?

薬に依りますが、おおよそ効いてる時間や代謝される時間というものがあります。
半減期といったりします。
ちょっと前によく耳にした「放射性物質」でも半減期とか聞きませんでした?

あれと一緒です。
いや、正確にいうともう少し事情は異なるんですが、まあこんな感じと思っていてください。

服用した薬が、だんだん代謝されて体内から減っていってしまうとどうなるか?

せっかく薬が外敵をやっつけたり減らしてくれてるのに、そこでまた抑えが効かなくなるので、増殖してしまったりします。

だから、次の薬を身体に取り入れるとなる訳です。
すると、常に身体の中には薬の効果が持続されます。

途中で薬を止めたら、ぶり返した…なんて経験ありませんか?
ですから、病院や薬局なんかでは、飲み続けてねと言われるわけですね。

当院の場合

さて、これを当院に当てはめると。

当院でも様々な治療を行いますが、共通するのは「続けること」が大事ということ
例えば、1回治療して治まるか?というと、そうではありません
一回で治りきるほど、身体って都合よく出来ていません(まぁ、そういう場合もありますけどね…稀です)。

一回治療しても、治療の効果は段々減っていきます。そう、半減期みたいに。
状況にもよりますが、恐らく2日がいいところじゃないでしょうか?
二日目に一気に効果がなくなるのではなく、その間にも効果は減っていっています。

そうなると、徐々に元の状態に戻ってしまいますよね?
しかも、日常生活で使っていれば、それを更に早めかねません。

ですからコツコツと治療を続ける・繰り返す必要がある訳です
薬を飲み続けるように。

勉強も運動も治療も同じ

勉強でも同じ。1回聞いたらず~~~~っと覚えてます!なんてないですよね?
だから、継続的に復習します
運動でも同じ。1回筋トレしたらず~~~~っと筋肉ついてます・増えてますなんてないですよね?だから、継続的にトレーニングします

治療も同じなのです。
受けたから良い、ではないんです。
あくまで治すための「1歩」に過ぎません。
それを更に進めるには、「次の1歩」を踏み出さないと、前へ進んでいきませんよね?

ですから一回治療受けたことで、「もう治るんでしょ?」と思われる方もいらっしゃいますが、そんなことないです
その理由は…ここまで読まれたあなたなら、もうおわかりですよね?

一応、治療受けたから…という場合

よくあるのが、継続通院をお願いするのですが、1回だけ受けてしばらく来ない方
「いや、治療したからもう良い/良くなったと思って」とか。
そういう方に限って、「こないだ治療したのに、全然痛いんですけど」とおっしゃったりします。

そりゃそうですって。だって、継続して通院してないんですから戻ってます

元に戻る程度ならまだいいです。
むしろ、その後も同じように患部に負担を掛けて悪化してしまうこともあります

で、こうなると治療してるのに悪化してるとなってしまいます。
(実際は、治療「してないから」悪化してる、なのですが)

逆に、継続通院しているのに悪化していたら、それは治療方針や症状の再評価、違うアプローチが必要になります。

しかし、「飛び飛び」で通院してる場合(月に数回くらいとか)は、ご自身で悪化させる環境を作ってしまっている可能性があります

グラフ化してみましょう

上の画像は、それをグラフにしたらどんな感じなの?な例です。あくまで例ですよ。

縦軸の「0」が今の損傷・痛みレベル。
「100」が健康な状態。横軸は「日数」とします。

一回の治療で30良くなるけど、1日で20、2日で10、3日で5のペースで元に戻ってしまうとします

線が、1日おきに「コツコツ」治療した人。少しずつ改善していきます
青線が、4日おきに「飛び飛び」治療した人。
ちょっとよくなって、その後の間隔が開いてしまうと、0どころか徐々にマイナスに…
(あくまでイメージですので、全てがこういう経過をたどる訳ではありません)

青線は、「治療しているのに悪化している」のが、お判りになりますでしょうか?
あ、改善してきていたら、治療期間を空けていったりはします。

これが例えば「痛くなったけど、しばらく様子を見ていて…」とした場合。
もちろん、次第に治るものもあります。

しかし、青線のパターンでは、その「しばらく」の間にどれだけ悪化が進んでしまうのか?ということです。

更には、その「悪い」状態が続くと、その身体環境・状況を身体が「覚えて」しまいます
例えば、痛みを避けるために、いつの間にやら「かばい使い」が当たり前の動きになってしまって、あげくに別の所が痛くなったり
痛みなく正しく動くべき身体が、段取りを間違えてしまっている状態です。

様子を見る…という弊害

なので、暫く様子を見てました…という方は、痛めた当初よりも「悪い」場合が多いです
痛みが増していなくても、上に書いたように「覚えてしまっている」ため、治りにくくなってる事も含めて。

しばらく様子を見る時って、「大したことない」と思ってる事が多いです。
しばらく経って悪くなっていたとしても、当初からずっと「大したことない」と思ってる事が多いので、

「何でこんなに治らないの?すぐ治るはずじゃないの?」

と思われることもしばしばです。

様子を見る事は、悪い事ではありません。
しかし大きな悪化を感じないと、「もうちょっと様子見よう」としてしまいがち。
結果、悪くなっていたり、治りにくい状態になっていたりします。

なので、もし様子を見るのであれば「2日間だけ様子見よう」というように、「期限」を設けてください
本当に大したことないモノであれば、その位でも「変化」があるはずです。

それでも「変わらない・痛みが増す」などがあった場合は、速やかに当院にいらして、治療に取り掛かってください。

まとめ

さて、「なぜ、継続通院をお願いするか」、ご理解いただけましたか?

「病院は1回行ったら、しばらく行かなくてもいいじゃん!」。
その代わり、薬がありますよね?それが治療になるので、通院は(その期間は)なくてもOKなんです。
でも薬が無くなれば行きますよね?

当院等で行う治療は、薬とは違います。
ですから、どうしても通院して頂きたいのです。
あなたのその痛みを、少しでも良くするために

確かに、継続は大変です。
仕事が…、家庭の事情で…、その他モロモロ。状況は勿論分かります。

でも、もし本当によくなりたい!とお思いであれば、少しだけ、ご自身の身体の為にお時間を設けてあげてください

当院でも可能な限り、ご事情に合わせられるところは合わせておりますので。
例えば「ちょっと終了時間に間に合わないんだけど…」とか。
ある程度なら、対応致します。ご相談くださいね。

これ、施術者側からすると、同意して頂ける方もいらっしゃるかもしれません。
逆に、ちょっと当てはまってしまう患者さんには耳の痛いお話だったかもしれませんね。
でも、治すためにどうしても必要なことなんです。

どの施術者も、患者さんを良くしようと日々努力されています。ぜひ一緒になって、治していきましょう!
痛みに悩んだら、なるべく間を置かずに当院へいらしてくださいね!

それでは!

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