ぜひチェックを!
こんにちは、溝田接骨院・院長です。
今日はタイトル通り、よくある勘違いについて。
最近は「足まわりの怪我」でご来院される方が増えています。
そんな中、患者様に普段のケアのお話を伺うと大抵が「間違っています」。
特に「アキレス腱伸ばし」。
今日はこれについてお話したいと思います。
よくある間違い
「はい、じゃぁアキレス腱を伸ばしま~す」
よく聞くセリフです。
自分も小中学校のころは、よくやっていました。
その時やっていた「アキレス腱伸ばし」は、
・延ばす側の脚を後ろに引く
・ふくらはぎがやや張りを感じる状態で
・8カウントで「ビヨンビヨン」と上下に動く
・終わったら、逆向きになり反対の脚をビヨンビヨン
というやつ。
しかし実はこれ、ほとんど効果がない(伸びていない)のです。
伸びているのはアキレス腱ではなく…
また勘違いがもう一つ。
「アキレス腱伸ばし」とはいうのですが、実際には腱はほとんど伸びません。
伸びるのはあくまで「筋肉」です。
(実際は「伸びる」ではなく「伸ばされる」が正解です)
仮に腱が伸びてしまったら、関節の動きはフニャフニャクタクタになってしまいます。
ですので、このストレッチをしたときに伸びるのは「ふくらはぎ」です。
それっぽく言うと「腓腹筋(ひふくきん)」といいます。
この腓腹筋を実際には伸ばしています。
いーえ!違うのです。
ちょっとしたことなのですが、この腓腹筋を伸ばしているんだ、と意識をすることが、より筋肉へ刺激がいきやすいのです。
よく言いませんか?
トレーニングをするときは、どこの筋肉を鍛えているのか?を意識する…って。
この意識を持つことが重要なのです。
正しい伸ばし方
では、どうやるのがいいのでしょう?
まずストレッチをする時間。
上記のビヨンビヨンですと1秒もないくらいですが、さすがにこれでは短い。
引っ張られた筋肉が伸び始めるのは15秒を過ぎたあたりから、とよく言われます。
これには諸説ありまして、15秒と言うものもあれば、90秒と言われるものもあります。
まぁこの「秒」ぴったりで伸びるわけではありませんから、そこまでシビアに考えなくてもいいと思います。
個人的には最低でも20~30秒くらいは「伸ばし続けて欲しい」と思っています。
そう、この「伸ばし続けて欲しい」がキモです。
伸ばした状態で20~30秒「止まっておく」のです。
次に伸ばし方。
上記のビヨンビヨン姿勢でも、まぁいいんですが。
やってみると分かりますが、実はあまり伸ばしきれないのです。
理由は大きく分けて2つ。
・どうしても膝が曲がってしまうから。
・前脛部(前側のスネ)に力が入ってしまうから。
なので、当院では「ちょっとした段差」を利用してもらうようにしています。
雑誌を重ねたものや、縁石とか斜面とか。
その段差に前足部だけを掛けて、まっすぐ立ちます。
このとき、ふくらはぎには「痛くない」けど「伸び・張り感を感じる」程度の角度にします。
(「痛い」と「痛くない」のギリギリくらい)
ここでの注意点は3つ。
・膝は曲げない
・腰が引けていないように
・何かに掴まらないと立てないのはダメ
この状態で20~30秒、止まっておきましょう。
それでも伸びない場合は?
「毎日やっても伸びない・柔らかくならないんだよね」なんていう方も多いです。
これ、実は「筋肉そのものが伸ばせる状態ではない」ということなんです。
この場合に必要なのは「伸ばせる状態を作るコンディショニング」なのです。
もし「いくらやっても伸びた感じがない」「毎回やってるけど柔らかくならない」という場合は、まずは当院へご相談ください。
怪我や痛みを繰り返す…というのも、「これ」が原因の事が非常に多いですから。
まとめ
勉強でも運動でも「一生懸命やってるけれど、なかなか成績が上がらない・・・」とかありますよね。
そのほとんどは「やり方が間違っている」ことが多く、その「間違ったやり方を、一生懸命やっている」。
となると、間違った努力をしていることになります。
まずはその間違いを修正してから…がキモですよね。
運動や痛みの改善も似たようなものです。
運動であれば、「正しい動き」が出来るように繰り返し練習します。
その「正しい動き」が出来ていないのであれば、まずはそこから整える必要があります。
このステップを当院では「段取り」と定めて、正しい動きをまず作る…から始めます。
ストレッチをしても、突っ張るばかりでなかなか伸びない…という場合、「正しく伸ばせる状態か」を考えてみると、改善の余地があるかもしれません。
「なるほど確かに…」と思われた方は、ぜひ当院へご相談を(笑)。
それでは!
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします
★「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
★ご予約は、お電話(042-725-2948)・LINE公式アカウントより承っております
★当院では新型コロナ感染対策として
・手指や各所の消毒
・換気
・必要に応じてフェイスシールド
・体温測定
・可能な限りのソーシャルディスタンスの維持
・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。
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溝 田 接 骨 院
院 長 溝 田 博 之
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