【息子から気付かされること】

こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。

今日は寒いですね!

ひさびさにしっかりとした雨も降りましたし。

体調を壊しやすい時期です。気を付けましょうね!

 

さて今日は、久しぶりに「わたくしの思ったこと」を書いてみたいと思います。

 

子供はなぜか上をめざす

去る日曜日。
その日は午後から予定がありましたので、午前中に息子をつれて近所の公園の「芹が谷公園」に行ってきました。
 
どこの子供もそうだと思いますが、とにかく「上へ上へ」と行きがちです。
ご多分にもれず、ウチの子も階段を見つけると、やたらと登りたがります。
 
この芹が谷公園というところは、「谷合」のようなところに位置する公園で、どちらを向いても「山(というほどではないですが)」になっています。
 
なので、そこかしこに「階段」があります。
 
 
さて、息子さん。
後先を考えずに、目に付いた階段をどんどん登っていきます。

パパさん置いて登っていく少年

やっと登りきったところで、「見たことない景色」を見ることができました。

 

登ってみた結果

でも登ることに一生懸命で、後先を考えていません
降りる時になって、「怖い怖い」となってしまい抱っこしてくれと言い出します。

思ったより高く急でビビる少年
 
こういう場合、大人は「降りる時にどうなるか」がわかってるので、「最初から登らない」という選択をしてしまいがちです。
しかし、子供は後先を考えないので、まず「登ること」が出来ました
 

 
その結果、見たことのない景色を見ることができたのです。
また、登ることで「知らなかった知識」を知ることができました

 

さて、どう降りようか?

もしここで大人が「帰りが大変だ」とか「危ないから」と、登ることをやめさせたら、彼はこういったことを知ることはなかったわけです。
 
また降りる時には、「どうしたら降りられるのか?」を考える機会もなかったかもしれません。
 
 
彼は降りる段階になって「抱っこして~」といいますが、そこをなんとか「自分で降りられないか」と2人で考えました。
 
片脚ずつ、一段ずつ。
自分の腰くらいの高さのある段差を、恐る恐る足をおろしていきます。
 
彼は自分で考えて、足のおろし方や手のバランスの取り方を考えながら、ゆっくりと一歩ずつ降りることができました。
 
 
この一件で、彼は「後先を考えずに登る」ことで、「見たことない景色」を見ることができたのです。
また、「どうやって降りるか?」を自分で考えて降りることができたのです。

 

さて、大人はどうでしょうか

大人はいつしか「この後がどうなるか?」を考えて、行動に移せなくなったりしています
しかし、彼らはどんどん行動していきます
 
思ったことをどんどん行動に移すことが、いかに人を成長させるか学ぶことができました
 
 
往々にして、大人は子供に「危ないからやめなさい」と止めてしまいます。
もちろん、「本当に危険」であれば当然です。
同時に「親心」として、なるべく危なくないようにしてあげたいって思うのも当然です。
 
これが、時に「子供の成長の芽を摘むこと」にもなってしまうかもしれません。
いわゆるドリームキラーというやつです。
 
 
今回も、帰りが大変だからとか、足もとが危ないから、と考えて「いやいや、登るのをやめておこうよ」なんてしていたら、彼は「見たことのない景色」を見ることもなく、「どうやって降りたらいいんだろう」と考えて行動し経験することもなかったのです。
 
 
これ、大人でも同じこと。
 
先ほど書いたように、大人は「あらかじめ」危険や負担を考えて、その一歩が出ないことがよくあります。
それは自分に対しても、他人に対しても。
 
「~だから、無理だよ」
「~するなんて。やめておきなよ」
 
とかね。

 

まずはやってみるでいいじゃない

それがとんでもないことだったら、「うん、そうだよね」かもしれません。
しかしそれが本当に「やりたいこと」であれば、やってみるのもアリですよね。
 
こどもみたいに「登りたいから登る!」でいいんじゃないですか?って。
 
やってうまく行けば「よし!」となるし(見たことのない景色を見られた!)
うまく行かなければ「じゃあどうしようか」と考えればいい(どうやって降りたら行けるかな?)。
 
 
だいたいにおいて、うまくいかないことを想定してしまいがちですよね、大人って。
しかもうまく行かないと「あぁ、やっぱり無理だったか~」って、それを肯定してしまう。

だから次は「これは無理だったから」と、最初から諦め、行動しなくなります。
 
でも、そこで終えないで「じゃあ、どうしたらできるんだろう」と考える
 
この意識を習慣付けするだけで、物ごとの動きや環境が変わったりします。
もちろん「自分が本当に望む方向」に。
 
でも「無理だよね」な思考でやっていると、まぁだいたい無理になるわけですよ。
だって、「無理だもん」と決めてやってますから
 
 
そんなことを先日、息子の行動をみていて、あらためて忘れていたものを思い出させてくれました。
 
 
と同時に、もっともっと息子さんとお出掛けしないといかんなぁ…と感じた時間でした。
 
それでは!

 

年内最後です!

12月15日() 16:00~
 → ストレッチポール教室

12月29日() 16:00~
 → 骨盤ケア教室

ご参加、お待ちしてます!

 

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     溝 田 接 骨 院
      院 長 溝 田 博 之

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