【不安なのは、不明確だから】

こんにちは、溝田接骨院・院長です。

今、世の中は新型コロナの話でいっぱいですね。
終息が見えない状況になっています。

こうやって「先が見えない」となると、人は不安になります。

不安になるのは、「わからない」から。

↑　こういう不安はイヤですけど

そもそも何が分からないんだろう？ってなると思います。

新型コロナも、新型ゆえに分からないことだらけ。
だから、新たにニュースが出ても「あれ？こないだと言ってることが違うぞ？」となってたりします。

そうなると、余計に不安があおられてしまいますよね。

よく聞きませんか？

勉強が分からないんだけど、何が分からないかが分からない…って。

これってつまり、どこを「起点」として物事を見たり聞いたりしているか？ということなんです。

この「起点」が定まっていないと、「対象」なり「その先」までの「間（距離感）」などがつかめないため、不安になる…といったような具合。

言ってみたら、荒波の中、馬に乗って１００ｍ先の的に弓を射る…みたいな。
これだと足元が定まっていないから、的を定めることが出来ないですよね。

これが、先が見定められないということ。
もっと言えば、「先が見えない」。

だから不安になります。

では、どうしたらいいのでしょう？

狙う的が定まっていれば、距離感や方向が定まるので、じっくり狙えます。
「間」が分かります。

しかし１００ｍも離れた的を、どうやって定められるでしょうか？

となると、まず定めるのは「自分の立ち位置」。

つまり「起点」。
ここを定めること。

今自分はどうなっているのか？どこにいるのか？を決めること・知ること。

まずはここから、です。
自分はどこにいるのか？を明確にするわけです。

そうすると、的を狙うこと自体は自分でコントロールできますよね。
方向を修正したり、引く力を加減したり。

その「間」が分かることで、すべきことが明確になります。

つまり、自分が今どうなっている？を明確にすると、その先のことも明確になりやすいということ。

今の世間でいえば、新型コロナウィルスで不安になっている状況ですが、まずそのウィルスって何？ってところから明確にします。

すると、じゃあどういう対応・対策をすればいいか？が分かりやすくなりますよね。

こうなれば、闇雲に怖い怖い…でビクビクするだけではなく、自ら対処できるところをしていこう、ってなるじゃないですか。

じつはこれ、痛みも同じ要素が詰まっています。

ずっと痛みを抱えてる方は、痛いのはもちろんですが「不安」なんです。
ただ不安でいるのです。

近年、腰痛は脳からだ！って言われることがありますが、それってこの「不安」にも関わるところなんです。

ただ闇雲に不安がって痛みを抱え続けたり、ただひたすらに治療を繰り返すのではなく。

痛みを治療するのも当然ですが、その痛みって何なのだ？というところから、不安の解消にも同時に取り組んだ方が、圧倒的に改善がいいのです。

つまりは、「なんで痛いの？」っていう「理由」ですね。

ここが不明確だから、不安になるのです。

当院にいらっしゃる患者さまで、長きにわたって痛みや「出来ない」で悩んでる方は、ほぼ間違いなく「不安」を抱えてらっしゃいます。

では不安を除くにはどうしたらいいのか？

まずは、今の自分の「位置」を知ること。
なぜ痛いのか、どうなると痛むのか。

それが明確になれば、どうなっていくのか？が、少なくとも「あぁ、そうなんだ」と感じられる程度にはなると思います。

それが感じられただけでも「不安」は軽減します。
それだけでも痛みまで軽くなってしまう方も、よくいらっしゃいます。

不安は、痛みを「強化」してしまう、大きな要素。
まずその痛みを知り、痛みだけでなく、その不安も解消していきましょう。
当院が、そのサポートをさせていただきます！

それでは！

◆おしらせ◆
本日　２月２８日（金）は、午前診療（11:30まで受付）となり、午後は休診となっております。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

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　　  溝　田　接　骨　院
　　　院 長　溝 田 博 之
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