こんばんは、溝田接骨院・院長です。
肩が張る人って多いですよね。
今日は、そんな方に少しでもお役に立つかもしれない、セルフケアについてです。
ぜひ、お試しください。
筋肉は硬くなりたいわけじゃない
肩が張る時、多くの方はマッサージ受けたりして、その硬くなった筋肉をほぐそうとします。
しかし、もともと筋肉は硬くなろうとしてなるものではありません。
必要があるから、硬くなるのです。
では、なぜ肩や腰が張ったり凝ったりするのでしょう?
身体はバランスを取る
それは「そこに負担をかけるモノがいる」から硬くなるのです。
では、それはどこにあるか?といいますと。
多くの場合、症状のある反対側、つまり前側に存在しています。
どういうことかというと、前側が縮こまったり硬くなることで、反対側に負担をかけざるを得なくなるのです。
肩でいえば、胸周りやお腹あたりが縮こまり硬くなることで、背中が丸くなります。
その丸くなった姿勢を、本来の形である「まっすぐ」に近づけようと、背中の筋肉は頑張るわけです。
言ってみれば、魚が掛かった状態の釣竿みたいな状態。
これは「自然に立つための”段取り”が出来ていない」ということです。
ということは、不自然な負担をかけている状態です。
それを1日中されてるとしたらどうでしょう?
無理をかければ、当然…
当然ながら、背中や腰の筋肉は張ってきますよね。
それが肩の「張り凝り・重さ」になってくるのです。
ですから、背中や腰をいくらほぐしたところで、前側が硬ければまた同じことが繰り返されて慢性化していくわけです。
では、どうしましょう
ですので、肩を緩める状態にしたければ、まずは症状のある側の反対側にフォーカスしてみると良くなる可能性があるんです。
例えば、胸にある「大胸筋・小胸筋」といった筋肉を緩めることで、肩が楽になることがよくあります。
今日はその一例をお伝えしますので、ぜひやってみてください。
方法
まず、仰向けで寝た状態で、胸元の皮膚を斜め外上方向に押すように引っ張りあげます。
もし余裕があれば、背骨の下に巻いたバスタオルやクッションを入れてみてください。
(画像では、ストレッチポール(ハーフカット緑)を入れています)
そのままずーっと待っていると、だんだん肩や腕が下がってくる感じが分かると思います。
すると胸周りの筋肉が緩んできてるくれるので、反対側、つまり肩は頑張らなくて済むわけです。
ぜひお試しください。
それでは!
◆おしらせ◆
1月21日(火)は、セミナーのため19:00まで(18:30まで受付)の診療となります。
ご理解の程、よろしくお願いいたします!
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溝 田 接 骨 院
院 長 溝 田 博 之
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