【歩いていると周りに抜かれてしまう…というご相談】

症状
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こんにちは、溝田接骨院・院長です。

患者様に「最近散歩していると、他の人にどんどん抜かれていってしまうんだけど、どこが悪いんですか?」とご質問がありました。

その方は、現在大腿部の治療をしています。
痛みは改善してきていい状態になってきていますが、ちょっと硬さが残っており、うまく「脚」が使えてないところがあります。
そこを「整える」治療をしています。

そんなこともあり、「足が後ろに上がらない=蹴る力が弱い」と感じていらっしゃいました
だから遅いのではないか?と。

もちろん足がきちんと動くためには、「大腿」がきちんと動ける状態でなければいけないのは言うまでもありません。

しかし、「運動」という視点で見ると?
歩行での足の動きというのは、大腿だけで歩いているわけではありませんよね。
ふくらはぎも使うし、足の裏も使っているし。
股関節も動けば、骨盤も動きます。

つまり、「悪いな・よくないな」という部分があると、悪いと思っている部分にしか目が向かないことが本当に多いのです。

例えば、肘を伸ばしてピッタリ脇につけたまま歩いてみてください。
そりゃもう歩きにくいこと、この上ないです。

つまり単純な歩行でも、脚(下半身)だけではなく上半身の動きが伴わないと、ちゃんと歩けないということ。

おそらく上記の「追い越されてしまう」という場合だったら、歩行が遅いのは足の筋力が足りないからだ!となり、大腿をひたすらトレーニングしてしまうかもしれません。

しかし「そこだけではない」と考えると、大腿だけ強くても上手くいかないのです。
むしろ痛めてしまう可能性もあるのです。

なぜなら、歩くという動きは先ほど書いたように大腿だけが賄うわけではないから。

他の部位や組織と「一緒に」なって動いて、初めて歩行が実現します。
全体が一緒になって正しく動ければ、痛みなくスムーズに動けるのが身体なのです。(←ここ、大事)


痛む場所・調子が悪い場所を、治療などによって「いい状態」にすることも必要です。
しかしそれも「そこだけ」ではなくきちんと正しい動きが出来ていないから痛むのだ、ということもあるのだと、ぜひ知っておいてください。

当院ではこれを「段取り」と表現し、「正しい動きによってスムーズに動ける」状態を指します。
痛みを取ること、さらには痛みを起こさない・よりよく動けるようにするために、動きの「段取り」を整えていきましょう。

ちなみに先の患者様に対しては、大腿は施術で改善を図りますが、全体としての動きとしてまずは「身体の捻りと肘の動き」に注目しましょう、というところをお伝えしました。
まずは「スムーズな歩行」を目指すところから。
そこでまた別の問題があれば、そこをクリアにしていこうと思っています。

それでは!

コロナ対応として

「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
★ご予約は、お電話(042-725-2948LINE公式アカウントより承っております
★当院では新型コロナ感染対策として
 ・手指や各所の消毒
 ・換気
 ・必要に応じてフェイスシールド
 ・必要に応じて体温測定
 ・ソーシャルディスタンスの維持
 ・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします

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    溝 田 接 骨 院
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