【リリースとストレッチポールで可動域改善!】

ストレッチポール
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こんにちは、溝田接骨院・院長です。

当然ですが、当院では「治療を提供」しています。

怪我をしたときは、損傷を速やかに改善させるために治療を行います。
時間の経ってしまったものに対しても、しばらく動かなかった、あるいは間違った動きを整えるための「土台作り」として治療を行います。

いずれも改善には必須のものになります。

が!

じつは本当の改善は「そのあと」が大切なのです。
今回は、そんなお話です。

無くて七癖

例えば、間違った動き正しい動きに修正します。

しかし、間違った動きを覚えてしまっている身体は、そのままにしておくとまた間違った動きをしてしまいます
まるで「クセ」になったように、自然とやってしまうのです。

だから「痛みを繰り返す」のです。
正しい動きに修正したら、それを「維持する」段階が入らないと、必ず戻ってしまいます。

今回は患者さまのご協力を得て、分かりやすくお見せしますね!

症例

こちらのNさん。

植木に水遣りをしていたところ、腰を痛めてしまいました。いわゆる急性腰痛です。

当初は庇(かば)い歩きをしないと動けないレベルで、歩くのはもちろん、姿勢を変えるのも困難。
まっすぐ立つことが出来ず、歪んだ姿勢でやっと。
夜中も痛くて、ほとんど寝られない…という状態でした。

当初はお仕事の関係もあり、なかなか改善が厳しかったですが、2週間ほどで真っ直ぐ立って歩けるように。
しかし各種動作をすると痛みのために、運動制限がありました。

まずは一般的な電気治療を

うつ伏せに寝てもらって、電気治療を行います。
終了時点で、痛みの出る「脚の持ち上げ」をやってもらいました。

左脚と比べると、右脚の可動範囲が明らかに低いですよね。
持ち上げスピードも遅く骨盤の回旋を利用して持ち上げる(代償動作といいます)運動になっています。

つまり、「骨盤周りの動きの悪さ」が運動制限を掛けている状態

当然ながら代償動作なので、正しい動きではありません。
間違った動きは、身体に負担を掛けますから当然痛みを発するわけです。

じつはこの動き、電気治療前とほとんど変わっていません。

「能動」を取り入れる

正直、電気治療では足りません。

そこで骨盤周りの動きを妨げている部分に対して、数分ほどリリースをしていきます。
これで、骨盤が動きやすい土台が出来ました。

ここまでが「受動」…つまり受け身です。

動きやすい土台が出来たので、今度はそこから実際に動ける状態にします

この身体を動かすのは他の誰でもなく、本人自身です。

ですので、ここからNさんご自身に動いてもらいました。
ここからが「能動」自ら動く、ということです。

当院では、ご自身で正しい運動が出来るように「ツール」を用います。
今回はストレッチポールを使いました。

実施した運動は2つほど。
これで、もう一度先ほどと同じ状態で「脚上げ」をやってもらいました。

可動域も大きくなり、左右差もあまりありません。
上げるスピードも速くなり、骨盤回旋の代償動作もなくなりました

つまり「正しい運動」が出来ているということ。
当然、痛みもありません(ないから素早く動けるのですが)。

この日はここで加療終了です。

痛みが取れたら終わり…じゃない

ただ!!!

ここで「治った」と終わると、必ず戻ります

怪我をしてからずっと庇って動いていましたから、身体は間違った動きを学習してしまっています
なので、またいつも通りの生活をすれば、間違った動きを自然とやってしまうのです。

この正しい状態を維持するためには「セルフコンディショニング」自分で維持する必要があります。
これを家でもやりやすくしてくれるのが、ストレッチポールを始めとするツールたちなのです。

まとめ

今回は、「普通の電気治療」という受け身、その後のちょっとしたアプローチで「自ら動く」ことの違いをお伝えしました。
いかに「自ら動くことが大切」か、お分かりいただけたでしょうか。

キモは、施術を「される」のと、運動を「する」の組み合わせ。
受動能動ですね。
受動で土台を作り、能動でより引き上げる!コレに尽きます。

改善は、本人と治療家の二人三脚です。
どちらかだけ…では、改善は困難なのです。
(ここはまた、別の機会にお伝えしますね)

ぜひ、「治療を受ける」で終わらせることなく、「自ら動く」を実践してみてください。
よりよく動けることで、楽しめる日常を過ごせるようになります。

ストレッチポールの使い方などがお分かりにならないなどありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ご指導させていただきます!

それでは!

コロナ対応として

「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
★ご予約は、お電話(042-725-2948LINE公式アカウントより承っております
★当院では新型コロナ感染対策として
 ・手指や各所の消毒
 ・換気
 ・必要に応じてフェイスシールド
 ・体温測定
 ・可能な限りのソーシャルディスタンスの維持
 ・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします

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