こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。
今日は症例です。
患者さんのRさん(女性・70代)。
信号で駆け出した瞬間に膝に痛みを覚えました。
要するに捻った…「捻挫」です。
いたたたっ!
その後様子を見ていましたが、徐々に悪化してしまい、歩くのも痛いほどになっていまいました。
そこで当院へご来院いただきました。
症状
痛む場所は、よく見られる「膝の内側」。
この辺りを痛がる人は多いですよね。
特に変形性膝関節症なんて言われた方の多くは、そうではないでしょうか。
また来院する時も院内も、歩くと痛くて…といった具合。
圧痛を見てみると「イタタタッ!そこそこ!そこが痛くて~」。
階段の昇り降りも痛む。
膝を曲げるのも痛くて、スクワットが出来ないとのこと。
見た感じ、膝の角度が60度くらいまでしか曲げられない、といった感じですね。
見てみますと…
どうやらRさん、膝に「ねじれ」があるようです。
ここまでは、ねじれてないです。
またそれに伴い、外反母趾も呈していました(今回はここは治療していません)。
この捻じれ方が「定型的」…つまりよく見られるパターンでした。
この時点で治療の方針はある程度決まりました。
さて、次は治療です。
レッツアプローチ!
電気治療のあとに、膝周りで気になる部分をリリースしていきます。
その後、皮膚の運動を「正しい方向」に誘導します。
その結果…
膝の曲がり(スクワット)は、120度くらいまで可能になりました。
また歩行の痛みも軽減しました(ご本人は「あら!痛くない!」とおっしゃってましたが)。
帰りには「来るときは痛かったんだけど、今はほんとに痛くない。飛んで帰れそう!」とお話になるくらいになりました!
ここまではさすがにムリですが。
もちろん、患部にはそれなりの炎症を伴っていますので、またある程度戻ってしまいます。
ですので、しばらくの通院加療を必要な旨をお伝えしました。
なぜ痛くなったのでしょう?
今回の痛みの原因は、明らかに「捻挫」です。
ですので、その痛みを取るのが最優先。
しかし、この痛みが起きた「更なる原因」が存在しました。
それが「膝関節のねじれ」。
Rさんにも、実際に「ねじれ」を感じていただきました(というか、見ていただきました)。
ですので、痛みが取れたあとは「根本的なねじれの改善」も必要だと思われます。
逆に言えば、そのねじれが残ったままですと、また「同じところに痛みを起こしてしまう」可能性が高いのです。
多くの方が「繰り返し痛む」「いつまでも治らない」と感じていらっしゃる要因がコレです。
今回、なぜこの症例を上げたかというと、こういった痛みでお悩みの方が多いのではないかと思うからです。
実際にねじれを抑える処置を一時的にでもしてみると、その場で「あれ?さっきより楽」ってなります。
これは「動きの中で起きる痛み」なので、止まった状態…例えばレントゲンなどで見つかるものではありません。
そこでよく見られる「ひざの痛み」の典型例として書いてみました。
いつまでも治らなかったり、いっつも同じところが痛くなる…といった方、多いと思います。
その多くにこの「ねじれ」が関与しています。
当院では、この「ひざのねじれ」に対するアプローチも行い、速やかな改善を目指します。
このような症状でお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。
お手伝いできることがあるかもしれませんよ!
ご連絡、お待ちしています!
それでは!
★お知らせ★
18日(金) 午後休診(受付11:30まで)
26日(土) 休診
となっておりますので、よろしくお願いいたします。
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溝 田 接 骨 院
院 長 溝 田 博 之
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