ぜひチェックを!
こんにちは、溝田接骨院・院長です。
今日は、よく患者さまから伺うお話。
電気治療を始め、ストレッチやマッサージ等の手技といった、身体的に「刺激」を加える施術方法が
あります。
物理療法・理学療法全般がそうですね。
共通するのは、形は違えど「身体に対して、刺激を入力をする」。
殊日本においては、まるで神話(笑)のように「刺激が強い方が効果が高い」と思われることが非常に多いです。
これはもう、間違い。
先に答えを言っちゃうと、「ちょうどいい」と感じる強さで、ちょうどいいのです。
今日はこの辺りについて書いていきます。
よく言われるセリフ「強い方がいいんですか?」
先ほど書いたように、なんでも「強い方がいい」と思われているせいか、よく言われます。
刺激によって治す=強い方が治りが早い…といったイメージだと思います。
自分もそうでしたが、スポーツなどでも「強度のトレーニングが効果が高い」と思われていました。
もちろん、「負荷」が高い方がその効果を引き出せるものもあります。
しかし、その負荷が「ただ高いだけ」では、文字通り「負荷」にしかなりません。
昔からハードなことをやった方がいいと思われています。
でも今は、スポーツでもきちんと理論に基づいた科学的で効果的な方法や負荷を取り入れています。
ただ闇雲に負荷だけ掛ければ…なんてことは、すでに時代遅れになっています。
よく聞かれるセリフ「強めのマッサージをお願いします」
似たようなところで、こんなセリフもあるでしょう(ウチでは聞きませんが)。
たま~にいらっしゃいます。
「マッサージ屋で一番力のある人に揉んでもらうんだ(ドヤッ)」と。
いやいや、それが却って筋肉や身体を硬くしてるんですよ…と。
そういう方に限って「でも受けた翌日は痛いんだよねぇ…」と。
またそれが良い事だと思われている節もあります。
いやいや、それ「揉み返し」ですってば、と。
うん、それ、炎症です(揉み返しは「組織を壊している」ということです)。
こういった類の「強め」のマッサージを「挫滅マッサージ」とよび、組織損傷を来たしている事が多
いです。
またこれを繰り返すことで、筋肉はますます硬くなり、それを包む筋膜とも癒着を起こし、却って身
体やその部分を硬くしてしまいます。
刺激は適切なものが適切
身体はよく出来たもので、こういった外部からの刺激に対して、きちんと反応を示します。
弱ければ「あ~、ちょっと弱いな」
強ければ「あ~、ちょっと痛いな」
ちょうど良ければ「あ~、ちょうどいいな」
これ、当たり前ですよね?
ということは、あなただけではなく、身体「も」その強さがちょうどいいと感じているということで
す。
それが適切な刺激量だと言えると思います。
弱ければ、身体に対する刺激反応が引き出しにくいですし、強ければオーバーロード(負荷多すぎ)
になり、その分身体にストレスが掛かります。
ストレスとは、損傷であったり、緊張であったり。
先ほど書いたように、それがまた組織の硬さを作ってしまったり。
強すぎる刺激を与えるくらいなら、弱い方がよほどいいと思います。
人は3日分をまとめ食いは出来ない
強ければ強いほどいい・早く治る…というわけではないよ、ということが少しは伝わりましたでしょ
うか?
強いほど効果があるというのは、ある意味迷信みたいなものです。
「3日間食べる分を、今まとめ食いすれば3日間もちます!」というわけにはいきませんでしょ?
つまり、そういうことです。
まとめましょう
・身体は適切な刺激を知っている
・「ちょうどいいな」がちょうどいい
・強すぎる刺激は、身体に負担をかける
・強いくらいなら、弱いくらいがいい
ということです。
当院でも電気治療などやりますが、その方その方によって「刺激に対する強さ」は異なります。
もっと言えば、日によって(体調によって)も変わります。
あくまでも、「あなたがちょうどいい強さだ」と感じる刺激の程度が、ちょうどいいのです。
早く治そうと焦って、強くすればするほど悪化したりする可能性があります。
「ガマンは禁物」と昔から言われるじゃないですか。
ガマンしてまで受ける刺激は避けましょう。
それでは!
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします
★「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
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★ご予約は、お電話(042-725-2948)・LINE公式アカウントより承っております
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・手指や各所の消毒
・換気
・必要に応じてフェイスシールド
・必要に応じて体温測定
・ソーシャルディスタンスの維持
・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。
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溝 田 接 骨 院
院 長 溝 田 博 之
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