【皮膚の動きやすさって大事です】

こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。

今日は晴れ模様で…と思ってたら、強風吹くわ、澱んだ曇り空になるわで、如何にも春って感じの空模様ですね。
今も外はビュービュー吹いてる音が聞こえます。

さて、今日は皮膚の動きとアプローチについて。

当院でも色々手技を用いて施術に当たっておりますが、その中で「皮膚をいじる」というのがあります。
「いじる」が適切かよく分かりませんが…。
例えば、引っ張る、伸ばす、捏ねるなどなど。

皮膚からアプローチするという方法は、当院では十数年前からやり始めました。
最初は「整膚」という方法で。後に色々な視点・角度からアプローチ方法を学び、現在はいろんな角度で皮膚に対して施術をしています。

いや、最初はピンと来なかったわけですよ。なんで筋肉痛いのに、筋肉ではなくて皮膚なのさ、とか。
もちろん、今は自分なりに納得して施術に当たれていますが。

その一つが、「皮膚の滑走」。
多少語弊があるかもしれませんが、「概念的」な考えとして聞いていただければ。
(なので、すごくザックリなお話です)

どこでもいいので、皮膚をつまんでみてください
そこは「硬い」ですか?「柔らかい」ですか?
硬いというのは、例えば「つまみにくい」「皮膚が分厚く感じる」「皮膚が伸びない」などなど。
柔らかいのは分かりやすいですよね。関節付近にある皮膚なんかがそうです。肘の外側・骨っぽいところ(肘頭といいます)なんか、シワシワで柔らかいです。

皮膚が柔らかいところは、その下にある組織がスムーズに動ける状態
逆に、つまんだ皮膚が硬ければ、その下の組織が動けない状態にあります。

身体は、当然ですが「動きやすい」状態が「いい状態」と言えます。
ガッチガチの腰より、しなやかな腰の方がよさそうでしょ???

その動きやすさというのが、皮膚の下にある「筋膜」や「筋肉」の柔軟性を反映しています。
ですから、皮膚が硬いところは身体が上手く動けなくて、負担が掛かっている可能性がある場所なんですね。

スムーズさを例えるなら。
みんな大好きミルクレープ
わたしも大好きミルクレープ
(嫌いな人は、え~、スルーしてください)

これ、クレープ地が積み重なっていますが、その間に「生クリーム」などが詰まっています。
なので、その上下にあるクレープ地は動きません。

「生クリーム」の存在しないミルクレープでは、クレープ地が簡単に動きます。すべります。
これが「滑走」。

手の甲を見てください。
そのまま中指を曲げ伸ばしすると、皮膚の「位置」は同じだけれど、その下で「腱」がヌルヌルと動いているのが、皮膚越しに見えると思います。
これが滑走している状態です。

これが「動きやすさ」につながる。

となると、ミルクレープ状態ではダメなんですね。
どうしたらいいか?
「生クリーム」が無ければいい訳です。
或いは、温めて「生クリーム」を溶かしちゃう。
すると、クレープ地は何の抵抗もなく動けるようになります。

これを生体で行うと、最近では「筋膜リリース」とか「筋膜ストレッチ」なんて言い方をしてるようなもんで。
あ、時々書きますが、この表現は”正確”ではありませんが、まぁ「便宜的」に使ってます。「伝わりやすい」ですからね。
(「ホームページ」は正確ではなく、正しくは「ウェブページ・ウェブサイトだ!」なんていうようなもんで。…あ、ちがう?)

人体に於いて、こうやって動きやすさを作っているのが「皮膚に対するアプローチ」です。
それにより、偏った負担・ストレスや、痛み・怪我のリスク低減や回復を促すわけです。

ちょっとここが張って痛みを感じるな?と思った時、そこに「皮膚の硬さ」を感じたら、皮膚を引っ張ったり、捏ねたりして「いじって」見てください。
ちょっとしたセルフケアが出来ますよ。

当院の治療でも、これをやることで「あれ、痛くない」なんてこともよくあります。

ご自宅で簡単に出来ますので、ぜひやってみてくださいね!
オススメです!

それでは!

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     溝 田 接 骨 院

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