【固定は常にピッタリがいい】

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こんにちは、溝田接骨院・院長です。

お久しぶりです!
…しばらくぶりの投稿になってしまいました。

さて。
通常骨折などした場合、ギプスキャストなどで固定をします。
骨折に限らず、捻挫などでも症状が強くて腫れがバンバンに出ていたりすることもあります。

損傷部位が動けば、当然痛みはもちろん、傷の回復も遅れます。
言ってみれば、切り傷をずっと弄っていたら、中々傷がふさがらないですよね。
それと同じで、ただ皮膚の下だから見えないだけです。

この怪我による炎症の腫れ。
しっかり固定すると、速やかに引いていきます。

たとえば、今ご来院いただいているKさんの場合。

今回は中足骨という骨を2本、折ってしまいました
当院で包むように固定材を用いて、免荷できるように固定しました。

しかし今回は折れている骨が2本。
やはり内出血量も多いため、当初はパンパンに腫れあがりました
言ってみれば、赤ちゃんの足みたいに。
そこで固定しますから、当然本来の足のサイズより相当大き目の固定具を作成します。

そして、1週間後。

しっかり固定して、Kさんご自身にも日常生活で気を付けていただくことで、ずいぶん腫れが引きました。


一緒に写っている指は、わたくしのものです。

指一本分の厚さの隙間が出来ていることが分かりますでしょうか?
たった1週間で、こんなにもスカスカになってしまうのです。

もしも、初日に固定したまま、そのままでずっと骨が付くまで置いておいたらどうなるでしょうか?

そう、当然ながら固定具の中で、骨折部が動いてしまうんです。
つまり「固定になってない」状態に。

しかしこのように、適切な処置をすれば、ちゃんと速やかに腫れが引いていくのも骨折の特徴かもしれません。
ここを見過ごして置いておくと、ユルユルのまま留め置くことになるので、骨折部は徐々にズレていきます
しかも骨は日々「癒合」していきますから、ズレたままくっついてしまったら・・・?

考えるまでもなく、大変ですよね。
いわゆる「変形治癒」となって、固定したにもかかわらず、ズレたり曲がったままくっついてしまうのです。
ですから、固定はキッチリ「固定」され続けるよう、常に気を付けなければいけません。

もちろん、骨折の種類によっては、癒合するまでそのままに置く場合もあります。
しかし基本的には、腫れが引くことで必ずズレは生じますから、そのまま置くにしても常に止まっているか?を気にします。

ですから、固定はきちんと止められなければいけませんから、緩い固定ではダメなんですね。
常にピシッ!と止められた状態が、固定。

固定の大切さ、少しは伝わりましたかね???
ほんと、大事なんです。
固定、見くびっちゃダメですよ(笑)

それでは!

◆お知らせ◆

★ 年末年始の休診について ★
年内は、12月30日(水) 午前まで となり、午後休診となります。
12月31日(木) ~ 1月5日(火) まで休診になります。
年明けは、1月6日(水)より診療開始いたします。
よろしくお願いいたします!
コロナ対応として
「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
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今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします

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