【メンタルも大切なのです】

こんにちは、溝田接骨院・院長です。

４月まで月一ペースで受講していた心理学のプログラム「ＶＣＡ」が終了しました。
足掛け３年くらい？でしたね～。

なぜ心理学を受講していたのか？

自分が、こういったメンタル部分での学びがあったから、より深く知りたいなぁということもあり。
と同時に、そこにはやはり「痛みと感情」につながりがあるから、です。

ちょっと前までは「…は？」と言われる部分でした。
「心と身体が…とはいうけど、この腰の痛みは実際に腰が痛いんだから、心なんて関係ないでしょ」
と思われていました。
もちろん今でもそう思ってらっしゃる方は多くいらっしゃいます。

自分も以前は、患部自体が悪いからこそ痛いのだ…そう思っていました。
実際そう教わってきましたし、医学書を見たってそう書いてあります。

しかし、医学も進歩してきています。
脳科学でもそのように言われることが多くなりました。

患者さまを診ていて、心理的要素が大きく関わっているなぁ～なんて思うことも、実は多いです。

特に当院では、慢性的なものや、ずっと痛みが変わらない…なんていう方を「自費診療」で診させていただいていますが、その多くに心理的要素を抱えてしまっている様子が見えたりします。

ですから、自費診療を受けてくださっている患者さまの中には、そういったお話をさせていただいたりすることもあります。
自費治療を受けてくださってる方で、「あ、そうそう」と思い当たる方、何人かいらっしゃいますでしょ？(笑)

この辺のことは、以前より「知識」では知っていました。
脳ミソの中ではこんなことが起きていてね…なんていう話とか。

でも、自分がある方に心理的サポートをしていただいたことがありまして。
それで、より実体験として腑に落ちるようになりました。

しかしそれを他の方に対して、自分はどうすればいいのか？なんてことが分かりません。

また、自分がそういう経験をしたことで「心理ってなんだろ？」という興味から、自分を客観的に理解したいこともあって、この３年あまり心理学を学んできた次第です。

自分の経験から、これだけラクになりました！ってことを、どうにかしてお悩みを抱えている方に還元できないか？というところで、この「心理学」というものが大きく役立ってきました。

もちろん、人の心や感情をすべて理解出来るわけでもなく…なのですが、少しでも心や感情が体にどういう影響を与えるだろうか？という「視点」を、心理学という「心」の面と、医学という「身体」の面の両面から得ることで、より患者さまのお役に立てるだろうと思っています。

だから、すべてが理解できなくても、ちょっと知ってるだけでも、「人」というものがどういう存在なんだろう？と考えられるのではないかと思っています。

最近は「全人的」といったり「ホリスティック」といったりしますが、患部という「部分」だけを見るのではなく、「全体」を見るように意識しています。

なぜかって、心や感情を司ってる脳や、筋肉や骨、それをまとめている筋膜も、元々はすべて１つの細胞から始まっています。

そう考えると、全部「別物」と考えがちですが、実はすべて有機的につながっているんですね。
だからこそ、今まで筋肉が云々とか、骨が云々…なんていう症状も、筋膜にアプローチすることで、きちんと変化が出るのも当然なわけです。

そこで、さらに全体的を見る…という部分から、心理学も学びたいなぁとなったわけです。

全部有機的につながっているというところから見れば、感情すらもつながっているわけですから。

要するに、心理的側面からも患者さまのサポートが出来たら、より身体にいいだろう！というところですね！

今回、こういった学びを受けたことで、患者さまがすぐに「おお！よくなった！」なんてことはないでしょうが(笑)、患者さまの改善を図るための、もう一つの武器…と思っていただければ。

そんなわけで、心のサポートも踏まえつつ患者さまの改善に、より一層寄与してまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。

それでは！

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