【骨折の症例です ~Smith骨折~】

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当院Facebookページにも、ちょこちょこ投稿しています。
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こんばんは、溝田接骨院・院長です。

ちょっと間が空いてしまいました…。

先日、こんな記事(【お門違い】)を書きました
簡単に書くと、「接骨院・整骨院はマッサージ屋さんじゃないよ」というお話。

この記事に関して、当院(とわたくし個人)のFacebookページでシェアさせて頂いたのですが、仕事関係での記事としては 多くの反応を頂きました

そう感じてる方々が、やはり多いんですね。

ビックリしたのと同時に、正しい事をきちんと意識して日々仕事に 当たられている方が多いんだという安心感(?…でいいのかな?)を感じました。

読んで下さった方々、ありがとうございました!

ということで。

ならば、「外傷」…いわゆる怪我についての記事も書いてみようという事で、今日のテーマにしました。

Smith骨折(スミス骨折)という骨折です。
前腕骨である橈骨という骨の、手首近くで折れてしまう骨折です。
非定型という、ちょっと通常ではない、逆タイプな折れ方ですよね~、という骨折。

この付近の骨折は、通常折れた骨は「手の甲」側に転位(つまり移動)します。
(このタイプを、Colles骨折といいます)
このSmith骨折は、「掌側」に転位してるタイプ

不安定型とも言われて、整復(骨折の位置を正す事)してもズレやすく、変形したり、
後遺障害を残しやすいタイプとして知られています。
なので、手術を選択される場合もしばしばです。

この方は、当時50代男性で、かなりガタイの大きな方でした。
なので腕も太く=筋力が強い為、中々整復と固定に苦労した覚えがあります

橈骨下端(手首寄り)が折れているのですが、末梢片がさらに3つくらいに割れています
粉砕骨折と呼ばれるものですね。

正直、かなり難渋しました…。

で、きちんと整復します。
可能な限り、「元の位置」に修正をします。

このように「無血整復」といって、手術をしないで整復をします。
手術による「侵襲」もないので、回復も早く、後遺障害も残る可能性を減らせます。

この患者さん、きちんと指示に従って頂いたお蔭で、何の障害も無く、3か月かからずに治癒しました。
その後は、バリバリ手を使って働いていらっしゃいました。

きちんと通院加療さえすれば、この様な骨折でも障害なく治るという例です。

当院では、提携している整形外科のDrと共に、このような骨折に対しても、きちんとした施術を行っております。
もちろん、骨折後のリハビリもしっかりと取り組んでおります。

骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの外傷等や
リハビリ等の回復が滞ってお悩みの方、
いつでもご連絡・ご相談お待ちしていますよ!

 

ちなみに、自分が研修先から当院へ戻って最初に整復した骨折が、このSmith骨折
当時はまだまだ経験が浅く、正直面食らいましたけどね…。

その当時は施術後、毎晩のように師匠のいる品川の接骨院へ行き、日を跨ぐまで
指導を仰いでおりました。
その時、多分3週間くらいは、食事も喉を通らず、ロクに寝れてもいませんでした

今でも、緊張しますし油断は禁物です。
流石に寝られなくなることは無くなりましたが、やはり今でも常に骨折の事が頭の中を
グルグル回りますね~。

今日は、当院のブログではあまり出してなかった「症例」を出してみました。
いずれまた、こういった症例も出してみたいと思います。

というのは、どうでしょ?

それでは!

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