【「痛むところだけが悪いのではない」のが会話の中で見つかった、というお話】

AST
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こんばんは、溝田接骨院・院長です。

最近はいわゆる「ぎっくり腰」で来院される方が続きました。
(季節柄、この時期意外に多いのです)

どの方も、来院当初は腰が起こせない状態(いわゆるへっぴり腰)や、腰の曲げ伸ばしが全然出来ない…という状態だったりしました。
幸い、痛いながらも続けてご来院いただいている方々は、3~4回ほどの治療で痛みが半分以下とかほとんど痛くない状態にまで回復されました。

その中のお1人のお話です。

初診時はこんな状態

いらしたときには、腰を庇いつつご来院。
腰の曲げ伸ばしはもちろん、捻りも痛む。立ち座りが痛くて…といった具合。

ぎっくり腰をされたことがある方はお分かりだと思いますが、何かしら動こうとするたびに
「…!」
ってなる状態です。

本来なら寝てもらっての施術ですが、当然ながら寝ることもおぼつきません。
また寝たところで、今度は起き上がるのが苦痛です。
ですので今回は、座ったままでの施術です。

筋膜にアプローチ

ということで、当院が得意とする「筋膜」へのアプローチで改善を図っていきます。

今回は、胸腰筋膜と言われる「骨盤の裏側」の部位の痛みでした。

そこはもちろんですが、今回はそこ自体が動いて痛む…というより、「動かされて痛めた」が正解です
ですので、胸腰筋膜に負担を掛けた部位を探ります

診たところでは、左の中殿筋腰方形筋仙腸関節といったあたりに、正しい動きが出来ない状態…つまり腰を動かすための「段取り」が出来ていない様子。

まずはそういった部分にアプローチしていきました。

そして3回目にはうつ伏せで寝られるようになりました。
4回目の治療の時点では、腰の痛みはほとんどなくなりましたが、前屈(腰を曲げる)動作で少し腰に違和感が残ります。

そんな時は、ここが気になる…というポイントが。

お話の中で見つかった真の原因

この気になるポイントが「ふくらはぎ」です。

触ってみると、確かに硬い…。

その硬いポイントを触った状態で腰を曲げてもらうと「あら、痛くない。深く曲げても平気」
聞いてみると、最近よくふくらはぎが攣(つ)りそうになる、とのこと。

ここで合致しました。

このふくらはぎが硬くなっていた(だから攣りやすい)ために、腰を曲げた時に「胸腰筋膜」という部分に負荷が急速に掛かってしまった結果、同部分を痛める形になったのではないか?と推測されます。
結果的に、先ほど曲げて残っていた腰の違和感も消失しました。

まとめ

今回もそうですが、「痛む場所だけが、痛む原因があるのではない」という例でした。

通常であれば、腰が痛ければ腰「のみ」を治療する、となります。

しかし、今回のような例であれば、急性の痛みは消失するでしょうが(原則、時間と共に軽減するのが急性痛なので)、そのまま違和感や張り感・後重感(重い感じ)が残る…などは、その痛みのベースにこういった「真の原因」が潜んでいることが非常に多いです。

そんな時にひたすら痛む場所(今回の例なら、腰ですね)ばかりを治療していても、「繰り返す・改善しない」という負のスパイラルに繋がるわけです。

繰り返す・なかなか改善しない痛みは、「痛むところだけが悪いのではない」可能性を考える必要があると思っています。

そんな痛みでお悩みでしたら、お気軽にご連絡ください。
「そこではない」原因を、一緒に探っていきましょう。

それでは!

コロナ対応として

「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
★ご予約は、お電話(042-725-2948LINE公式アカウントより承っております
★当院では新型コロナ感染対策として
 ・手指や各所の消毒
 ・換気
 ・必要に応じてフェイスシールド
 ・必要に応じて体温測定
 ・ソーシャルディスタンスの維持
 ・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします

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