【どのくらいやってもいいですか?という曖昧な質問には、言語化を】

よもやま
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こんにちは、溝田接骨院・院長です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

「どのくらいやっていいですか」

ケガをして、徐々に改善していくと出てくる、この言葉。
(ほぼ100%聞かれます)

多いのは、部活やクラブチーム等で運動をやっている子とかがほとんど。
(かと思えば、大人からもけっこう聞かれますけど(笑))

大人は経験的に「ここまでなら大丈夫」「これは無理だ」とある程度判断が出来やすい。

しかし子供はそうはいきません
そういう(負傷→改善)経験があまりないと、判断がつきませんから。

正直、治療家側もおおよその判断は付けられますが、絶対ではありません

その子の運動の内容強度が分かりませんから(同じ競技でも、チームや指導者によって違いますよね?)、確定的に言い切ることが難しかったりします。

じつは、「どのくらいやってもいいですか?」「どのくらい」が、本人も分かっていないことがほとんど

実際に、足首をケガして歩くのもままならないのに「走っていいですか?」とか聞いてきたりします。
以前なら「いやいや、マトモに歩けないのに、なぜ走れると思うんだろう?」と思ったりもしたものです(笑)。

ですので、こういう場合こう聞き返したりします。

「その「どのくらい」って、どのくらい?」と。

オウム返しのようですが、そこで初めて本人は「自分がどこまでやれる/やりたいと思っているか?」が明確になります。

けっこう聞く側って「ザックリ」しているんですよね。
なので、本人が「どのくらい」を、どの程度(無意識的にも)想定しているのか?を言語化してみます。

すると、本人もザックリしたレベルから、「このくらい」の程度が分かります。

「どのくらい」が指し示したのが…
・歩く
・軽く走る
・すこしダッシュ
・ジャンプ出来る
・切り返しが出来る
・軽く投げる
・3割/5割/7割の力で投げる
etc…

などなど、本人がどこを希望しているかが分かります。

そこで初めて
「この状態なら、○○くらいならOK」
とか
「ちょっとまだ、そこまではキビシイかな?」
と目途がつきやすい。

この「どのくらい」は、意識していようと無意識であろうと、本人しか分かりません
このように曖昧な時は、一つ一つ明確にしていくといいですね。

それではまた!

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