こんにちは、溝田接骨院・いんちょーです。
さてさて。皆さん掃除機の使い方、ご存知ですか?
そうです!
コンセントに差し込んで、手元のスイッチをオン!
すると、ギュィィィィィィ~ンと吸いまくり。
…そーでなくて。
掃除機使っていて腰を痛めました!なんて経験や話、聞いたことありません?
先日も、患者さんとそういうお話になりまして、意外と知られてないもんだなぁということで、掃除機の使い方をお話しようと思います。
普段掃除する時に、床に対して「ゴシゴシ」するようなイメージで掃除機を掛けていませんか?
まるで、モップ掛けでもしているかのような。
これがまた大間違い。ノーノーノーですよ、奥様。
これやると、腰を曲げた姿勢で、前方に向かって押し込むように掃除機を掛けてしまうので、腰への負担が非常に大きいんです。
しかも、その状態で何度も往復して前後させたり。
「でも、そうやらないと吸わないでしょ?綺麗にならないでしょ?」
チガ~ウっ!
違うのです。
そのように、ゴシゴシこそげ取るようにすると、ゴミを吸うどころか押しつけてしまったり(カーペットとか)、却って吸わないんだそうです。
んでは、どうやるの???
まず、普通に立ちます←当たり前ですね。
で、掃除機のハンドルを普通に持ちます。
そのまま、腕を前後に振るだけ。
しかも、2往復くらいで十分。
何往復もいらないです。
…これで吸えるの???
吸えるんです。っていうか、そういう風に作られているんです、掃除機って。
そもそも、ゴシゴシしないんです。あなたは、直立不動でOKなんです。
動くのは「腕」だけ。
「ちょっと先まできれいにしたい…」と思い、腰を曲げて腕を伸ばしがちですが、それはダメ。
むしろ、自分が前進してください。前へ前へ!
どうもイメージで「モップ掛けの様にゴシゴシ取る」感覚だと思うんですが、そうではないのです。
例えば、ほうきはゴシゴシしませんよね?
最近よく見かけるロボット掃除機。「ルンバ」とか。あれも、ゴシゴシしてませんよね?
ブラシで叩き浮かせたり掻き出したりして、吸い上げてますよね。
普通の掃除機もそうです。ヘッドのブラシで浮かせて吸う。
通販番組での使い方もそうです。
小さなタタミに、ありえんような不自然さで粉をぶちまけて吸うやつとか。
押しつけずに、滑らすように吸ってますよね?
これ、逆やったら押しつけてる訳で、吸えないんです。
今度、掃除機のCM見たら意識して見てください。
最近はイメージCMが多いので分かりにくいかもしれませんが、ダイソンあたりのCMだと分かりやすいです。
みんな、直立で掃除機使ってますでしょ?
腰曲げて「えぃえぃ!」って人、いませんよね?
あんなイメージで使ってください。
掃除機使うと、いっつも腰痛くなるのよね~なんて方。
これ(姿勢)意識するだけで、相当楽に掃除が出来るようになるはずですよ。
…ただ、どうしても「ゴシゴシしないと…」と思いがちですけどね!
年末に向けて掃除する機会が増える時期です。是非やってみてくださいね!
それでは!