【長引く痛みに対して意識したいこと、を例えてみる】

AST
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こんにちは、溝田接骨院・院長です。

今日は、痛みが長引く・なかなか治らない・繰り返す…という方の「痛みのパターン」を、例え話で説明しよう!という試みです。

というのも、今までいろんな治療を受けてきたけれど、なかなかよくならなくて…と来院いただくことがあります。
その多くは、数年~数十年という長い期間の事が多いです。

良くなるようにしっかりと治療を受けてこられたと思うんですが、そういう方であればあるほど「早く治したい」と思っていらっしゃるのを感じます。
もちろん、これだけ痛みを患ってきたのだから、もういい加減治りたい!という思いからだと思います。
そりゃそうですよね、ずっと痛みを抱えてきてしまったのですから…分かります。

しかしここで一旦冷静になって考えてみましょう
それだけ時間もお金も長く掛けても治らなかったものが、たった数回の治療で治るものでしょうか?

もしかしたら治療が合ってなかったかもしれないし、そもそも見落としていたところがあったのかもしれない。

確かにそうですね。
しかし、同時に考えてみたいところがあるのです。
それを例え話でお話してみようと思います。

ずっと痛みがある人の考え方

例えば、膝に痛みがあり人が、ちょっと遠く…そうですね、箱根に行こうとします。

普段は歩くのが健康に良い!と言われているから、歩いていくぞ!…とするのですが、あまりにも遠くて脚(膝)が痛くなる

そこで「自動車」を用意しました。

ジャジャーン!

自動車は用意されましたが、今度は運転する必要があります。

さてここで。

歩くのが健康にいい!と言われていたり、歩いて痛むのは当たり前…と思っていると、そのまま生活します。
それが(普段から)当たり前だし…と思っているから。

つまり、そのまま生活するということは、毎日痛みが出てしまうということ
至極当然です。

箱根まで遠いのに、歩くことが当然!痛むのが当然!と思っていれば、痛いなぁと思いつつも箱根を目指してしまうのです。

これが、普段「膝が痛いのが当たり前になっている人の行動や考え方」です。

自動車があっても、運転しなきゃ意味がない

自動車が用意されましたが…。

歩くことにこだわっていれば「車に乗るなんて邪道だ!」となり、頑張って歩きます
あるいはガソリン入れたり、パッと行動しにくいから…かもしれません。

でも痛む膝で歩くわけですから、当然痛くなる。
自動車を使えば楽じゃん!と思った人は、自動車を使おうとします

…ここまではいいのです。
自動車「治療」と考えてみましょう。

この自動車を用意するのが、治療家の仕事なのです。
でも運転しなければ自動車は進みませんよね?

それと同じで、自動車を手にする=治療を受ける…だけでは「進まない」のです
それを進めるのは、膝が痛いと言っている本人なのです。

つまり治療を受ける(自動車を手に入れる)のと、自分で努力する(運転する)のは別ということ

治療を受けたからそれでOK!では、ダメな理由がここにあります。

冒頭書いたように、患者さまから伺うのが「何年も治療したのに、ずっと痛いから治してほしい」。
もちろん改善のためのお手伝いは出来ます(自動車を用意する)。
しかし、手にした自動車で自分のしたい行動をとる(運転する)のは、まずは本人なのです。
本人が運転するから、目的地である箱根(痛くない状態)に到達できるのです

受けっぱなしではなく、自らも

つまり、治療は受けただけではダメで、そこからご自分で改善するために努める必要が「絶対」にあるのです。

しかしこの自分でやるというのが、本当に難しい
運動1つ続けることですら、難しいですよね。

だからこそ、そこを治療家が一緒になって、改善を目指すのです。

言ってみれば自動車を用意するのみならず、運転する本人の横でナビゲーションをするのも治療家。
つまり、自動車提供のアフターフォローですね。
そうやって、目的地(改善)を目指していくのです。

まとめ

長いもの・繰り返すものほど、腰を据えてしっかりと改善に取り組まなければ、改善に向かいにくいです。
でも一人でやるのはタイヘン。

だからこそ、当院では「治療家と二人三脚で改善を目指すべき」と考えています。
治療を受けていればそれでいい、ではなく、一緒に&積極的に改善を目指しましょう。

それでは!

コロナ対応として

「予約優先制」ではありますが、可能な限りご来院の際は予めご予約を賜りますよう、宜しくお願い致します
★ご来院の際は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします
★急患などはこの限りではございません
★ご予約は、お電話(042-725-2948LINE公式アカウントより承っております
★当院では新型コロナ感染対策として
 ・手指や各所の消毒
 ・換気
 ・必要に応じてフェイスシールド
 ・必要に応じて体温測定
 ・ソーシャルディスタンスの維持
 ・患者さまの「重なり」を極力避ける 等々
といった対応をさせていただいております。
今後も必要なことがあれば、都度可能な限り対処してまいります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします

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