ぜひチェックを!
こんにちは、溝田接骨院・院長です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
皆さんは「バタフライエフェクト」って言葉、ご存知でしょうか。
簡単に言うと、ほんの些細なことが後々大きな変化をもたらす…といったような意味です。
身体の調子も「ちょっと気になるけど、大したことないし…」というのが、後々大きな問題になるかもしれない…ということがあります。
今回はそんなお話です。
さてさて。
ケガで折に付けご来院いただいているAくん。
今回は、友人との接触で指を痛めた…と来院されました。
症状を見ると、ちょっと「骨」が疑わしい…と感じました。
そこで指を揃えて付けてもらうことをしてもらいました。
すると…
こんな風に人差指が中指とくっつきません。
これは、指の根元部分で骨が折れている可能性を示しています。
この時点で、赤丸の部分で骨折があるのでは?と想定します。
早速、いつもお世話になっている整形外科を紹介し、診察をお願いしました。
(接骨院の場合、骨折・脱臼は整形外科の診断を受けてからの施術になります)
そこでレントゲンを撮っていただくと…?
こんな風に映りました。
赤い丸の部分が折れているところです。
分かりにくいですね。
拡大してみます。
ここです。
ほんのわずかですが、裂けるようにして親指側に折れて倒れ気味なのがお分かりでしょうか。
これ、骨の根元と幹の部分の軸がズレているんです。
分かりやすくすると、こんな感じ。
人差指が右にやや倒れ気味で、中指との間が開いているのが見えます。
折れている根元の部分は、いえばほんのちょっと欠けた程度です。
しかしこれをそのままにしておくとどうなるか?
最終的に骨はちゃんと付くのですが、「オーバーラッピング」という状態になります。
つまり「傾いたまま骨が付いてしまう」ので、曲げた時に指が重なってしまうんですね。
こうなったら基本、治りません。
最初に見た画像では、大したことなさそうですよね。
しかし、レントゲン写真では明らかに骨が傾いています。
この傾きのまま癒合してしまったら…。
こんな風に、大したことない・この程度…な認識だと、大変に困った状況にもなりうる…ということなんです。
間違った位置や形のまま使い続けると、どんどん身体に無理をさせていきます。
今回の例でいえば、わずかなズレであっても、きちんと整復して正しい位置に戻さないと、いずれ指の動きは狂ってしまい、痛みや正しく使えない(動けない)状態になります。
今回は骨折例でしたが、普段のよくあるケガや痛みでも同じです。
まずは「正しい位置」に戻して、「正しい順番」で(今回でいえば、整復→固定→リハビリ…みたいな感じ)ちゃんと使える土台を作り、「正しい動き」を取り戻す。
たとえば膝が痛ければ、膝に限らず必要な部分を正しい位置に戻して、正しい順番で動きの土台を作り、正しく使えるようにする=痛みなく動けるようにする。
正しい位置に戻して、正しい順番で治療していくと…
こんな風に、正しい動きが出来るようになりました。
ちょっとしたケガや痛みでも「大したことないな」と安易に考えずに、きちんと治すべきはさっさと治す!ということが大事です。
少しでも痛みや違和感、ケガをしたら、すぐに当院へ!
後々に残らない・長引かせないように、しっかり改善していきましょう。
※ちなみに、Aくんの骨折ですが、ちょうど1カ月で治癒に至りました。
それではまた!
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溝 田 接 骨 院
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