【「ミゾセコ運動教室」での運動で、身体の動きが変わります】

こんにちは、溝田接骨院・院長です。

当院では、小学生向けの運動教室である「ミゾセコ運動教室」を月に２回のペースで実施しています。

内容は、簡単な運動や遊び要素を交えた運動（遊びの中に運動要素を入れる）を行っています。

傍から見ると「こんな運動で？」とか「ただ遊んでるだけじゃ？」と見えてしまうかもしれません。

しかしその簡単な運動の中に、発育発達過程で得られる身体の基礎的な動きが含まれています。
その身体の基礎的な動きが現在、生活環境などによって大きな影響を受けています。

出来て当たり前と思われている動きほど、出来ていなかったりするのです。
なので、その基礎的な動きが出来ていないままに、技術磨きやトレーニング（これらももちろん必要要素ですが）に傾倒してしまっていることが多く見受けられるのです。

その結果が、十分なパフォーマンスが発揮できなかったり、当たり負けなどの身体の不安定さ、すぐ転倒や怪我をしたり、それを繰り返したり…ということに繋がっています。

そんな「基礎的な動き」…言い換えると「二本の足でしっかり立つ」「まっすぐ立って歩ける」ということにフォーカスし、それを為しえるための運動を、この「ミゾセコ運動教室」では行っております。

今日はそんな一例を、Ｔくんの動きで見てみましょう。
（紹介に関しては、親御様のご了解を得ております）

Ｔくんは、サッカーやダンスをやっています。
この時は、ダンスの動きで「ここが苦手」ということをヒアリングして、じゃあどれだけ変わるか見てみよう！と比較することにしました。

ダンスの最後で「回転しながらジャンプしてしっかり着地する」動作の際に、最後うまく着地が出来ない…とのこと。
そこで事前に動画で撮り、運動実施後に同じ動作をしてもらいました。

比較動画がコチラです（左がBefore、右がAfterです）↓

簡単に見るだけでも、右は最後しっかりまっすぐに着地出来ているのがお分かりかと思います。
これは運動によって「軸」が出来たため。

細かく見ていくと、ジャンプの瞬間も、空中で回っている時も、しっかり身体を捻ることが出来（上半身と下半身が連動して捻ることが出来る）、「軸転」出来ているのが見て取れます。

先ほど「発育発達」という言葉を使って表現しましたが、文字通り赤ちゃんが発育し発達するときに作られる基本的な身体の機能を「再学習」する運動をしただけです。

赤ちゃんがする運動ですから、やってることは非常に簡単。
しかしこれだけ安定した動きを作ることが出来る運動でもあるんです。

上で書いたような、パフォーマンスやケガ・痛みなどの「身体の不具合」がある子には、ぜひ取り組んでいただきたい運動になっています。
といっても、そういう問題を抱えている子は、実際とても多いんですけどね…ほとんど気付かれていません。

多くは、「練習が足りない・身体が弱い」などといって、正しく動けないコンディションで、「もっともっと！」を繰り返します。

そういった「応用」や「基礎」の部分ではなく、その前段階の「土台」がしっかり出来ていないのです。
この土台作りを目指すのが、「ミゾセコ運動教室」です。

ぜひ、身体を使う「大前提」である、動けるようになる身体から作っていきましょう。

８月は８日（火）、２９日（火）で実施いたします。
お問い合わせ、お待ちしています！

それではまた！

★「皮膚つまみ講座」★
８月１６日（水）　１８時より、当院で行っている「皮膚つまみ」をお伝えいたします。
ご自宅でもお気軽にセルフケアが出来る「皮膚つまみ」。
ぜひご参加ください。
お問い合わせ等、お気軽にご連絡くださいませ。
お待ちしています。

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