【痛みが取れたら、それでOK・・・?というお話】

AST
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こんにちは、溝田接骨院・院長です。
一昨日も関東の一部では雪が降ったとか。
しかも明日は降雪の予報も出ています。
3月ですがまだまだ冷え込みますね。
くれぐれも体調には気を付けましょう。

さて、今日のお話は「治ったらおしまい?」というお話です。

痛みが取れたら終わりでいいのか?問題

「痛みがある→治療する→治った」…で終了。

これで「治療は終わり」と思っている方も多いかと思います(むしろそれが普通かもしれません)
骨折などの急性な外傷であれば、それもあります。

しかし、中には「繰り返してしまう」「しょっちゅう痛くなる」というケガもあります。
この場合の痛みは、「治ったからそれ終わる」のではないのです

自分も昔はそれで治癒だと思っていました。
しかし「また腰やっちゃってさ~」なんていうのも、よく聞きます。
これ、治ったのをまた痛めた…のではなく、根本が残っていたから再発した…とも言えるんです。

要するに「痛めるようなこと・生活・動きをしている」から、また痛めてしまうということ。
こういった部分から改善を図ることが、「根本治療」という考えになります。

痛みのある場所と、それを来す原因が違う?

今回は、ある患者さまの例で示してみましょう。

この方は、階段や場合によっては歩行でも膝裏(正確にはふくらはぎの上端あたり)が痛くなる方。

常に痛いのではなく、痛みの出る時もあるし、そうでない時もあるし…といった具合。
この場合多くは、「痛い時は痛めたから」「痛くない時は治っているから」と思われがちです。

しかし実際には、痛みが残っているけれど、その痛みが出るような動きをしているか・していないか?ということだったりするのです。
(例えば、痛いけど庇って歩けば痛くない、みたいなことです。実際は治っていないですよね、これ)

まず、歩くと痛い場合は、痛みなく・痛みを出さない歩き方が自然と出来る、そんな身体作りが必要です。
痛みが取れてもそれでOKではなくて、「痛みが取れてる状態」で「痛くなく歩けるようにする」のが最終的な目標になります。

ですから「痛みが取れました!はい終わり!」で終わってはいけなくて、さらに痛くなく動き続けられるようにトレーニングなり維持なりをする必要があるのです。
ここが出来ていないと、また同じような痛みを生じたり繰り返したりしてしまいます
先ほど書いたように、痛みが取れて終わりではないのです。

この方の場合は 階段の下りで痛みがあり、歩いてるうちに痛みがなくなるという例。
ということは、どこかが悪くて痛いのではなくて、「歩くことによって体の状況・動き方が変わるから痛みが増減する」タイプの痛みです。
つまり、痛みなく動けるようになれる身体の状態であれば痛くないのです。

どのようにしたら、痛みが無くなるの?

今回見たところでは、殿筋(おしりの筋肉)がしっかりと使うことが出来ていませんでした。
具体的に言うと、「右のお尻に力を入れてください」といっても、入れられない・入った感じがしない…という状態。
こうなると、正しく歩けない=痛みなく歩けないので、歩き方や身体の状態によっては痛みを生じます。
その結果、かばってしまったりすることで膝裏(ふくらはぎ)に不要な負担を掛けて痛みが生じたものと考えられます。
(逆に負担が掛かっていなければ痛くない…ということ)

では痛みなく歩けるようにするにはどうすればいいんでしょう?

そのために必要なのが、今まで書いてきた「痛くなく歩ける身体」です。

この方の場合「脚(股関節)が開かないのよ」という訴えもありました。

ということは、この時点で「正しく脚が動かせていない」ということになります。
この場合「正しく動く」というのは、お尻の力もしっかり入るし、股関節もより開く状態、ということです。
そこで、身体が動きやすくなるよう施術し、ちょっとした運動を行いました。

すると、画像のように脚を開いて身体を前に少し倒せるようになりました。
これは別に股関節の開脚ストレッチなどをしたわけではありません。
動きやすいように身体を調整・運動しただけです。

だから、痛みが取れて終わりではなく、この方の場合のように「痛くなく動けること」=「正しくスムーズに動けること」が最終的な目標になるんですね。
その結果が「痛くない」に繋がります。

身体は正しく動けば痛みなく動ける。
逆に正しく動けなければ、身体のどこかに無理が生じて痛みが生じます。

まとめ:痛みが取れた後の維持が大切です。なぜなら…

痛みが取れた後も、そのいい状態を保つために維持をしていきましょう。
よくなったら、それで終わりじゃ???って思われる方もいるかもしれません。
(一番上に書いたことですね!)

しかし困った(?)ことに、痛みなく動けるようになっても
1週間もしたら、脳はその動きを忘れてしまう
と言われています。

ということは?

そのまま何もしなければ、また同じ痛みを患ってしまうかもしれません。

当院では、痛みが取れたその後も、痛みなく動き続けられるように、健康維持のお手伝いをしておりますよ!
もちろん、痛みが出ているお身体も、改善出来るようにサポートしております。
お気軽にご連絡くださいませ!

それではまた!

 

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