【言ってることが変わってるのは何で?】

わたくしについて

こんばんは、溝田接骨院・いんちょーです。

今日はまた一段と寒いですね。
雨も降ってますし、山間部では雪になるとか。
山形にいる仲間のところも、すでに雪掻きをしているそうです。

この冬はどうなるんでしょうかね。

さてさて。
いきなりですが。

わたくしが、以前提供していた治療と、今提供している治療は、おそらく変わっています
しかもずいぶんと

と同時に、言っていることも変わってきています

あまり意識していなかったのですが、今日患者さんと話していて気付きました。

 

変化に気付いたこと

例えば、膝。
変形性膝関節症というのがあります。
まぁそのまんま「膝の変形」ですね。

で、たまたま話していた時です。
患者さんのお知り合いが、ずーっと膝の変形で病院に行ってるけど、治らないって言ってるんです、と。
で、また別のお知り合いは、筋膜療法っていうのをやってもらって、段々よくなってるんですって、と。

「えぇ、あなたにやってるのも、筋膜に対する治療なのですけどね~」なんて笑いながら言いつつ。

前者のお知り合いは、「変形して骨が飛び出てきていて、それが当たったり擦れるから痛いんだ」と言われたそうです。

すんごい昔は、自分もそう言ってた時期がありました。
まだまだ知識や経験がなく「そう教わった」りしていましたから。

でも、今はそれが「違う」と考えています。
それも、色んなことを学んだり、聞いたり、経験したから。

 

 

今と昔が変わった理由

治療をしていてよく耳にするんですが、
「以前の方がよかったんだけどなぁ」
っていう言葉。

治療を提供する立場としては、常に「よりいいもの」「より効果的なもの」を探し、学んでいます。

その中で、今までよりも良かった方法があれば、それを採用したり、その理論をもとに治療したり、なんてしていきます。

先ほどの膝でいうと。
そもそも、骨同士がぶつかることは考えにくいです。

もしあるとすれば、変形以前に「半月板」がそりゃもう大変なくらい壊れてる状態。
そうであれば、症状も変形のそれどころではありません。
あるいはリウマチで関節が破壊されまくってるか。

 

んじゃ何で痛いの?ってなるじゃないですか。

そこで「じゃぁこうしてみて歩いてみてください」ってやると、
「あれ、痛くない。普通に歩けます」
なんてことが起こります。

 

ということは、変形自体が痛みを起こしてる訳ではない可能性が非常に高くなりますよね。
だって、変形って骨の形が変わってるんだから、その形自体が正されないと痛みも消えないはず

となると、先ほど書いた「骨同士がぶつかるから」っていう理屈と矛盾します

ということを、学んだりしてきたわけです。
だから「以前と言ってる事が違う・やってることが違う」ってなるんです。

 

 

変わるとはどういうことか

患者さんとしては、以前と同じことをやってくれる方が「安心感」があるかもしれません。
どういうことをするか分かっているから

ただ、医学は本当に日進月歩。
むしろこの瞬間に、世界のどこかで「理論」や「治療法」が変わったり開発されたりしています。

常に変わっています。

今回ノーベル賞をもらった、本庶先生。
癌治療に対する免疫療法ってことで賞をもらいました。

あれも当初はかなり否定されたとか。

(あ、一部では今でも…みたいですが)

今までと理屈が違うから。

でも、それが結果として認められてノーベル賞ですよ。

こうやって、常に進歩してるんですね。

と考えると。
以前と言ってること・やってることが「ほとんど同じ」というのは、何も変わってない=進歩や変化がない、とも言えそうですよね。

これが「いいか間違いか?」というのは、自分にはわかりませんし、どっちが正しいんだ!ということを言うつもりもないです。

ただ、ちゃんと学んで経験して研鑚を続けていれば、絶対に考え方、あるいは物事は変わるはずなんです。

なんだか、変わっちゃいけない、とか「以前はこう言っていたのに矛盾しちゃうな」って思ったりしたこと、ありませんか?

変わっていいんです。
それが進歩です。

みなさんも、赤ちゃんの時と、中学生の時と、今とでは「遊び」も違ってますよね?

変わるんですよ。
諸行無常ってやつですね。

ゆく河の流れは絶えずして…ってやつですね

 

変わる=進歩した結果だと思っています

ですから、久しぶりに来院した患者さんからしたら「なんか変わっちゃったなぁ…」と思われる方もいるかもしれません。

しかしそれは「進歩」した証でもあり「学んできたから」、変わったものと思ってください。

実際に、以前に比べたら改善スピードや症状変化も、かなりよくなりました

あくまで「よりよく、より速やかに」改善を目指した結果、変わったものとご理解ください。

ちなみに、当院が「○○療法」と名付けたりして施術しないのは、そういう理由。
(さっきの筋膜療法とかね…そもそも「筋膜」って療法じゃないけど。筋肉治療して「筋肉療法」って言わないでしょ?)

だって、進歩してもっといいものが出てきたら…ねぇ?変えにくいでしょ?

ということで。
医療・医学は、変わって当たり前。
むしろ不変なのは、自分からしたら「え?」と思っちゃうんです。

 

ですので、当院に限らず「以前と違うじゃん」と感じた時は、よりよくなったもんだ、と思ってください。

みなさんも、遠慮せずどんどん変わっていきましょう
もちろん、「いい方向に」という前提で、ですよー!

いい方向にレッツ進歩!

それでは!

 

年内最後です!

12月15日() 16時~
 → ストレッチポール教室

12月29日() 16時~
 → 骨盤ケア教室

ご参加、お待ちしてます!

 

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     溝 田 接 骨 院
      院 長 溝 田 博 之

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