こんにちは、溝田接骨院・院長です。
治療法や痛みで苦しんでいる方などは、もしかしたら耳にしたことのある方もあるかもしれない
「リリース」
という言葉。
まぁ多分、この記事をご覧になってる方は聞いたことあると思いますが。
よく言われる「筋膜リリース」なんていうのは、最近聞かれることが増えました。
…といっても、まだまだ知らない方の方が多いですけどね。
そもそもこの「リリース」って何でしょう?
筋膜に対してアプローチする場合、多くは「リリース」という言葉を使いますが、他にも「はがす」という言葉も使われます。
膜とはいっても、実際には「網の目」のようなネチョ~っとしたような組織が筋膜。
その網の目がしっかり「詰まって」、一枚のシートのように見えるので、「膜」と捉えられます。
いわば、ニット生地を遠くから見たら一枚のシート状ですが、近くで見るとスカスカに編まれたもの、って見えますよね。
実際には、その膜を「動かす」ようなもので、ペリペリはがれるものではないのです。
なので、「はがす、というのは間違っている」と言われてる方も多いです。
確かにそうですね。
ただその方がイメージしやすいのも事実。
以前そんな例を記事にしました(コチラ)。
さてさて。
こういう時に使われる「リリース」ですが、この「はがす」というイメージと共に捉えている方が(一部施術家も含めて)いらっしゃいます。
そもそも「リリース」というのは、「解放する」とか「釈放する」とかいう意味です。
よく釣りで「魚をリリースする」なんて言います。
要は、魚を放してあげる。
あるいは「アルバム(CD)をリリースする」とか。
これも、市場にアルバムを「解放する」ようなイメージです。
つまり、「筋膜をリリースする」という表現は、筋膜を「解放する」という意味なんですね。
言ってみれば
ということで、決してペリペリはがせるものではないよ!ということでした。
とはいうものの、先ほど書いたように「イメージしやすい」という意味では、「はがす」というのも個人的にはアリかなぁ?と思います。
当院では、この筋膜のリリースによって、筋肉や神経、腱や靭帯などが解放され、ストレスなく動ける状態を作っていくことを、「段取り」という表現でお伝えしています。
たとえば、動きにくい膝の関節は、本来正しく動けばスムーズなはず。
そのための準備=「段取り」が整っていないから動きにくいのだ!ということで、「段取りを整える」と表現しています。
あなたの痛みの元も、正しく動くための「段取り」が出来ていないせいかもしれませんよ?
もし「それもあるかもしれない…」と思ったら!
ぜひ、ご連絡ください!
「段取り」作り、やってます。
それでは!
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溝 田 接 骨 院
院 長 溝 田 博 之
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