【当たり前だけど、最初が肝心】

こんばんは、溝田接骨院・いんちょーです。

今日は「最初が肝心」というお話です。
ごくごく当たり前なのですが、それが意外に「重要」に思われてないなっていう…。

「怪我や痛みが出始めてから、どのくらいまでに治療すればよいか?」

まぁ、単純に「早い方がいいに決まってる」なんですけどね。
わたくし個人の感覚でもあるのですが…。
受傷してから5~7日位が「一番大事な期間」と考えます。

どういうことかっていうと。

痛めてから「急性期」という、文字通り「すぐですぜ!」なんて期間があるのですが、この時が一番炎症症状が強いです。
腫れたりとか、熱を持ったりとか、出血したり…などなど。
で、この炎症症状がその後の「治癒」にすご~く影響を及ぼします
いや、「炎症」が治りを悪くするんではないです。むしろ逆
炎症が起きないと、身体や細胞の「修復機転」(要は、治ろうとする力ですね)が働かない、あるいは働きにくいんです。
つまり、修復には「炎症」が必要なんですな。

で、その「炎症」をコントロールする事で、治るまでの期間が変わったりします
修復過程を追った写真とかも医学書なんかでよく見られたりするのですが、その初期の処置によって後々の細胞の修復レベルや細胞の「配列」も、まぁまぁ「いい感じ」に整えられているか?あるいはぐっちゃぐちゃなのよね~となるか…かなり結果が変わってきます。

個人的感覚でいくと、その当初5~7日位の応対の仕方によって、1.5倍あるいはそれ以上に治療期間が長引く可能性があると思っています
もしくは、慢性化してしまったりしやすい、とか。

で、その「治すべき方法」も大事なんです。
早く対処しても、例えば骨折した場合に、きちんと固定して安定を図るのと、湿布だけで処置終わり!にしちゃうのでは、修復結果が異なります。
これまた研究されていて、顕微鏡なんかで観察すると「キレイ」な状態の細胞や組織として修復されているものと、「ガッタガタ」な状態の細胞や組織として修復されているものとがあることが分かっています。
というか、そんなん見ないでも、想像つきますよね?

どういった方向・方法で治そうか?というもの大事なんです。
湿布処置でいいものも、勿論あります。でも、きちんと固定しなければならないものも、当然ですがあります。
これを間違えちゃうと、早い段階で対処しても、やっぱり結果は芳しくなかったりもしてしまうんですね。

10時までに大阪に行こう!と思ったら、それに合わせた時間の新幹線に乗らなくちゃいけない。
となると、9時の新幹線じゃ「遅い」。10時に着くことは叶わない。
7時くらいに乗らなくちゃいかん!となります。
(これが「早く処置した方がいい」ということ)

でもね。

うっかり間違えて「方向違い」したらダメですよね。
大阪に向かいたいのに、青森目指しちゃ辿り着かないじゃん!っていう。
(これが「適切な処置がなされるか?」ということ)

ということで「最初が肝心」とは、

1:早めに処置
2:適切な処置

がとっても大事!という事なんですね。

もうね「最初」でほぼ決まっちゃいます
で、今後が決まります。

ということで。

最初に適切な処置を心掛けましょう!
怪我や痛み、もちろん違和感でも、「異変」があったら、「様子を見よう」なんてせず、サッ!と早めに治療に掛かりましょうね!

様子見てて、結果的に治りが遅くなったりしたら…ねぇ?イヤでしょ???
ささっと治療に取り掛かった方が、結果「早く」「より良く」治ることが殆どですからね。

それでは!

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